20231230

2023年に見た映画

 2023年に見た映画(見た順・太字は映画館鑑賞)

  • アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
  • モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
  • イニシェリン島の精霊
  • アントマン&ワスプ:クアントマニア
  • ブルージャイアント
  • エンパイア・オブ・ライト
  • バビロン
  • エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
  • フェイブルマンズ
  • Winny
  • 別れる決心
  • シン・仮面ライダー
  • ジョーズ
  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
  • 郊外の鳥たち
  • わすれな草
  • AIR
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3
  • 燃ゆる女の肖像
  • TAR
  • ケイコ目を澄ませて
  • 怪物
  • 誰も知らない
  • スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
  • 君たちはどう生きるか
  • 83歳のやさしいスパイ
  • アステロイド・シティ
  • 福田村事件
  • マイ・エレメント
  • オオカミの家
  • カモンカモン
  • ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック
  • キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
  • ザ・キラー
  • ゴジラ-1.0
  • ロスト・イン・トランスレーション
  • 王国(あるいはその家について)
  • ファースト・カウ

とくに面白かった映画

  • イニシェリン島の精霊
  • ブルージャイアント
  • エンパイア・オブ・ライト
  • バビロン
  • エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
  • フェイブルマンズ
  • ジョーズ
  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
  • わすれな草
  • TAR
  • 怪物
  • スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
  • 君たちはどう生きるか
  • アステロイド・シティ
  • カモンカモン
  • ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック
  • ザ・キラー
  • ロスト・イン・トランスレーション
  • 王国(あるいはその家について)
  • ファースト・カウ


ベストテン(見た順)

  • イニシェリン島の精霊
  • エンパイア・オブ・ライト
  • エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
  • フェイブルマンズ
  • TAR
  • スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
  • アステロイド・シティ
  • カモンカモン
  • ザ・キラー

ベストテン

10位 ザ・キラー
映画館で見なかった映画でランクインした2本のうちの1本。映画館で見ないでも十分緊張感があって時間経過を完全に忘れさせられた。ケイト・ウィンスレットとの会話シーンがとくに面白かった。


9位 首
邦画での唯一のランクイン。もともとの北野映画との比較置いておいて時代物として面白かった。北野映画はたしかに面白いがその文脈でだけ映画を見ようとする人はつまらない映画の見方しかできていないと思う。

8位 TAR
オーケストラの指揮者を主人公に据えてケイト・ブランシェットに演じさせる時点で成功が約束されている。自分には演技の上手い下手はわからないし、とくに女性俳優の演技の巧拙はわからないのだが、TARを演じるケイト・ブランシェットはもうそういう人にしか見えなかった。映画を見終わって、なんだかすごいものを見たという感慨が襲ってくることがある。それの大部分をケイト・ブランシェットに負っていて、しかも映画の目標到達点にしているので彼女の存在感が最大限活かされる。

7位 カモンカモン
上品なヒューマンドラマだった。ホアキン・フェニックスの出過ぎにならない在り方が光る。ドラマが伝えるメッセージが完全に自分好みだったので映画館で見ていないがランクインした。

6位 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
SF作品を読むようになってSFのこういうところがいいと自分なりに考えるようになったが、そのすべてが詰まっているような映画だった。表向きは物語のなかで発生する問題を解決しているように見せながら、解決できない問題がそのまま残るというのも示していて、そういう二重の見せ方ができるところにSF的な想像力の効用がある。


5位 イニシェリン島の精霊
テーマを絞って劇にしているところから不自然に思われる場面がないわけではないが、自分にとっては関心のあるテーマなので印象に残った。会話などの空気感にリアリティを思わせるところがあるが、リアリティに照準が合っていない。演劇的なエクスプレッションだと思う。

4位 アステロイドシティ
おとぎ話だが空想の種を植えることで現実に干渉しようという気概を感じる。現実を虚構の上位におき、すすむべき目標にしているのではなく、滲出していくアウトサイドスペースとして現実を利用しているような感触がある。この映画ではそういうのをわかりやすくしていて面白かった。

3位 エンパイア・オブ・ライト
とにかく美しいシーンの連続で、見やすく、楽しませてくれる。


2位 フェイブルマンズ
これ以上面白い映画はないのではないかと心配になったぐらい面白かった。

1位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
これ以上面白い映画はない。


上に挙げた39本の映画と、見直した『インヒアレント・ヴァイス』をふくめ今年は40本の映画を見た。年々見る量が減っているが、面白い映画を見れればそれで満足なので問題ない。これ以外に面白そうな映画もとくに見当たらなかった。もしこれ以外に何かあったら教えてください。『PERFECT DAYS』は年明けに見に行く予定。

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