マジで撤収5分前
2024/06/23 昨日
『戦争と平和』を読んだあと、家を出て夜の散歩に繰り出す。同居人の書いたキャラクターの話をしているあいだに茶沢通りにぶちあたり、下北沢駅前にたどり着く。その後ベンチに座って映画『MONDAY』のことが話題になる。わざわざ面白くないというほど面白くなかったわけでもないが、面白い映画だとは思わなかったのでその理由などを一方的に話してしまった。同意を得られるように話をしたつもりだが、人が面白いと思った何かについて面白くないだろうと同意を求めようとするのは無理がある。たとえ道理が通っていたとしてもそういうことじゃない。「お前さんには余裕がない」ときっぱり言われて、残念ながらそのとおりだと思った。面白くないということにも責任があると思うからその理路を指し示そうとするわけだけど、そもそもの始まりからして「そういうことじゃない」と言われればその通りだ。面白い映画の話をするか、全体として面白くないと判断した映画でもここは面白かったという話をするべきだという基本を忘れてはいけない。
というより何より、余裕がない原因ははっきりしていて、自分のやろうとしていることに何の進捗もないことだ。しかもそのフラストレーションを正当に自分に向けるのではなく、外のものに当たっているわけだからどうしようもない。
どうしようもないけどそんなナンセンスをやってしまうから言い訳が必要になって、弁解がましく多言を弄するという負の循環に陥る。自分の場合、その対象は小説や映画になるわけだが、そうする以上はきちんと権威ある作品だけに触れて、挑みかかるようにして貶したり腐したりしないといけない。それは安直にすれば自傷行為になることだが、それでもサンドバック扱いするために作品を見たり読んだりして、気持ちよくそれを叩いているよりはマシだ。
いずれにせよそういうマイナスでしかない営みに人を巻き込むべきではない。やっぱり面白いはずだと思える映画だけに絞ろう。付き合いで映画を見ても、正当ではないフラストレーション解消に費やされるだけだ。これは何重にもよくない。
2024/06/24 今日
前日うっかり飲みすぎたので寝不足になった。朝のうちはとくに不調を感じなかったが昼になるにつれだんだんキツくなってきた。そんなタイミングでリーダーに「元気?」と聞かれてつい答えあぐねてしまうことがあった。そんなのは適当に「元気です」と答えておく場面なのに、体調に対して正直に考えすぎている。そのくせ「眠いです」とは言えず、結局「・・・」とよくわからない間が空くことになった。でもそこから「元気なさそうだね」となり自然と世間話が発生した。何が良くて何が良くないのかわからんなあ。
定時間際に軽い打ち合わせが発生し三〇分間の残業になる。調子がいい日にはブチ切れる場面だが、寝不足もあるし図書館にいくのは止めておいてまっすぐ帰ろうと考えていたので、まあ良しとする。
バルボアでぼっかけ大盛りを食べ、銀座線と千代田線・小田急線で帰る。
家でだらだらしようと思ったがとりあえず日記は書いておこうとMACを開く。Vとテーブルについていろんな会話をしながら日記を書く。