20240506

日記367

歩きスタンド花

2024/05/05 昨日
二十二時半の閉店時間までスタバにいた。そそくさと退散し、高田馬場で飲んでいた同居人がちょうど帰宅途中ということで駅前で合流することにする。下北沢真ん前に新しく設置されたベンチに座りながら氷結を飲み、鎮座DOPENESSの曲を聞く。お洒落な人の往来が目に楽しいところなのだが、明らかな酔っぱらい男女二人組が千鳥足で駅から離れてどこかへ向かっているのを見てしまう。それだけならなんということもないが、男か女のどちらかまたはその両方が嬉しくないお土産を置いていったおかげで駅員の人が大量のおがくずをもってきてその後片付けをさせられているのが目に入った。大量のおがくずを撒いてこんもり山のようになっていたのが見るも恐ろしく、またなんとも気の毒だった。
気を取り直して合流後、犬拳堂に行こうと思って店の前に来たちょうどのタイミングで「看板です」ということになる。仕方がないのでまちなかに行ってご飯を食べることにする。お通しのにんじんサラダとザーサイポテサラと納豆チャーハンをひとりで平らげてお腹いっぱいになる。飲み物は角ハイボール一杯。同居人はお腹いっぱいということでお茶とスープとごま団子だけを注文。それで四千円近いお会計になる。満腹からくる満足感はあるものの、すぐ食べてすぐ出たこともあり、慌ただしい一食の値段だと考えると高くついたとすこし後悔した。食事中、SNSか何かで流れてきたという桐朋高校かどこかの答辞がすごいという話だったのでそれを読み上げてくれることになった。一箇所知らない漢字の読みを使われているなど「小癪で生意気な!」と思わせられたが、内容については「風」を中心モチーフに据えているものの各部のつながりに生硬なところがある、まあ優等生の言いそうなことだなどと、答辞としての出来を”評価”するなど、酔っ払いのすることとはいえ十二分に情けないことを言いながらご飯を食べ終わって店を出た。後悔するべきところがあるとすれば何よりまずこの言動のほうだ。しかし、コロナ禍のなかで高校生活を送ることを強いられた世代として同情する面は多分にある。もちろんこの高校だけではなく、全高校生・中学生、それから大学生も同じことだ。もう一年二年前の世代は”自粛”が明けることのないまま卒業していったと思うと、今年卒業する世代はまだマシなほうだったかもしれない。少なくとも卒業にあたり自分たちの声を出せるほどには回復しているようだ。奪ったと慮られたり、奪われたと声を上げたりもできないままひっそりと卒業していった世代はいて、やっぱり彼らの答辞は聞こえてこなかったし、気の毒でならない。青春なんていうものは大概くだらないものだが、それがくだらないものだと自分たちの経験において実感しつつ、苦々しく振り返ったりすることはやっぱり大事なことだと思われるからだ。

2024/05/06 今日
前夜の就寝が二時過ぎになったのにもかかわらず、七時半に目が覚める。今日まで休みだが明日には出勤しなければならないので身体をならす意味でも、無理にも起き出して筋トレをする。筋肉体操の腕立て伏せの回をやる。昔から腕立て伏せが苦手で全然まともにできなかったが、その分効いている感じがあった。そのままスタバに出て読書。『親密な手紙』を読む。映画の感想を書こうと思うが思うように書き進められないまま昼過ぎになる。一旦帰宅して素麺を食べる。薬味たっぷりの素麺は、いつも素の素麺をすすっていた自分にとってはご馳走だ。歓迎で買って帰った鶏の唐揚げを付け合わせにする。
ダンジョン飯のアニメを二話分見る。その後昼寝。二〇分間で起きるつもりが、寝不足のためうまくいかず、結局二時間近く寝ることになった。
グラノーラを食べてスタバに出かける。日記を書いてから構想を練る時間にあてる。というよりは、仕事中の暇な時間にも考えを進められるだけの枠組みを用意するようにしたい。
二十一時からは映画を見る。カサヴェテスの『こわれゆく女』。

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