百代の過客
2024/01/20 一昨日
雨が降っていたので昼まで家にいた。昼過ぎに出かける。家に近くでパレスチナのお菓子クナーファが売っていたのでスパイスコーヒーとともに買って食べる。食べたことのない美味しい味だった。そのまま渋谷に移動して西武百貨店までインテリア(ソファ)を見に行く。目当てのソファは置いてなかったので、そのままLOFTを経由して無印良品に店内移動する。無印で目当てのソファは置いていたが座ったときのイメージがかなり座椅子に近かったのでやめにする。
先週の印象がのこっていたのでまた赤羽に行ってせんべろを楽しむ。友人と合流する前に時間があったので駅前の花屋で花を見る。この季節の旬はチューリップらしい。アスチルベという花がかわいかった。小雨の中友人ふたりと合流。赤羽民の友人のおすすめで入ろうと思った店は満席だったので前回と同じ店に入る。しかし今回通されたのは半外の席だったのでせんべろ中に凍えてしまった。二軒目に移る。さっき入ろうとした店はまた満席だった。寒さと小雨が降っていたのとで適当な焼き鳥屋に入る。商店街の外れに位置していてクオリティはだいぶ下がったものの店内には暖房がついているのでそれだけでありがたかった。枝豆のお通しがお代わり無料と言われたのにはテンションが上がったがそれが冷凍だったのには面食らった。二十三時半ごろまで飲んでご機嫌で家路につく。
2024/01/21 昨日
この日も午前中は雨だったが、昼から小止みになったので傘をささずに出かける。朝食の玉子抜きのパンケーキだけではお腹が空いてふらふらになると思ったので、渋谷道玄坂上に到着してすぐタコハイ酒場に入って一舟と一杯やる。銀だこはいつ食べてもおいしいのだけど以前いつ食べたのかをいつも思い出せない。
渋谷の松濤美術館で「なんでもないものの変容」展を見る。写真家四人の合同展示だったがやはり牛腸茂雄の写真に釘付けになる。どれも牛腸茂雄が写そうと思ったものが写っているという感じでひときわ目を引く。とくに「幼年の時間(とき)」に収録されているある兄弟の写真は、渋谷PARCOで始めて見たときもそうだがその写真が目に入った瞬間にAlmost cryingだった。写真に人が写るということの面白さというかおそろしさが牛腸茂雄の写真にはある。それは子供の写真でも大人の写真でも犬の写真でも同じことだ。シャッターを切るその瞬間にその人が目の前の光景を「面白い」と思ったということがとてもよくわかる。
年下の友人が東京に面接を受けに来ているということだったので会ってお茶する。品川の近くにいると言っていたので集合場所に高輪ゲートウェイ駅のスタバを指定したところ、品川駅の逆側を歩いてしまったせいでぐるりと回る羽目になったらしい。あとは到着して早々Suicaと卸したての定期入れを失くしたとも言っていた。それでバッドラックを使い果たしたと思えば結果オーライだろう。スタバで律儀に「お茶」をしたあと、品川駅まで歩く。品川駅チカのフードコートでご飯を食べるのと新幹線の改札をくぐるのを見届けて帰宅。家に帰ってあったかいシチューを食べる。最近ふたりでブラッシュアップライフというテレビドラマを見てしまっている。見てしまっているというのは自分は脚本のバカリズムがあまり好きではないのについ引き込まれて見てしまっているの略。あとは光る君への三話を見る。慣れからか引っかかりは最初のときほど感じないがその代わり引き込まれそうな要素も今のところない。「謎の男」は誰なんだろうと少しだけ気になる。雨に濡れたせいか喉が痛くなり風邪の気配を感じたので早めにパブロンをのんで早めにねむる。
2024/01/22 今日
在宅バイト。早起きして早出対応をする。そうする必要があったのもあるが、十七時半に虎ノ門で面談があったのでそれに間に合わせられるよう早上がりを見込んでのことだった。首尾よく面談の時間に間に合い、つつがなく面談を終える。帰宅時に雨が降っていたので行きとは違う経路、地下道を通って駅に入る。銀座線を表参道まで。表参道のホームで待ち合わせて下北に帰る。それなりの満員電車を食らう。なおちゃんラーメンで塩チャーシュー麺を食べる。同居人が残した分のしょうゆチャーシュー麺も食べて、入れすぎていたにんにく対策にとリンゴジュースを飲んだら胃が爆発して歩けなくなった。途中の薬局でパンシロンキュアを買って飲む。じいさんの歩みで帰宅。それにしても食べ過ぎによる胃の不調なんてこれまでほとんどなかった。量も全然だったのにこの体たらくとは、さすがに年齢を感じる。帰宅する頃にはすっかり落ち着いたのでブラッシュアップライフの六話を見る。喉の痛みはだいぶ落ち着いているものの油断禁物なのではやめにねむる。二十一時半頃にねむろうかと思ったがさすがに早いので日記を書く。二十二時四十分にねむる。