名前のない天気
2023/09/24 昨日
海に行く。海といえば湘南江の島。それなりに風があったので浜辺で砂を浴びながらサーフィンの講習風景を見る。しかし海を見るのが目的で海に行くのであればひとりで行くのにかぎる。ふたり以上であれば街歩きのほうが楽しい。江ノ電に乗って鎌倉のスポット鶴岡八幡宮を見に行く。穏やかな暖かさがある行楽日和だったのだが、鎌倉を回るには時間が足りなかった。日が落ちるのが早くなっているというのもある。散策についても、相手が目的なく歩くのが楽しいというタイプではない場合、自分のほうが漫然と歩いていて楽しいと感じるにしても、どうしてもそれに付き合ってもらっているという感じになる。自分はスポットを目的地にするような旅行にはあまり興味がない。というより、スポットにも一定の興味は持てるけれど、重要なのは駅の感じとか、道の感じとか、歩く人の様子のほうで、パッケージされた観光スポットに行っても写真撮影タイムがあるから楽しいぐらいのものでとくにそれ以上の意義を感じない。これは世界遺産の間近で生まれ育ったことからくる姿勢のような気がするが、人と旅行や外出をすると、経験というものについて、あるいは旅行ということについての基本姿勢のちがいを感じることがある。
それでいて誰かと外出したり旅行したりということをやりたがるのは、やっぱりそれが楽しいからで、しかしどちらかというと非日常体験としての側面が大きい。その人との思い出を増やすということにフォーカスして、自分の思う旅行というのを控えめにすることがもっとも多くの楽しみを引き出すコツだと思った。やっぱり旅行をしたいのなら、自分はひとり旅をしなければならない。ただ、とくに旅行をしたいと思わないので、というより、できれば東京でおくるすべての生活を旅行のように捉えていたいので、東京ひとり旅をちょっとの合間を見つけてやっていこうと思った。久しぶりに「海を見に行く」ということもやらないと。
下北沢でうどんを食べて〆る。最後のアイスはちょっと余計かとは思ったが雪見だいふくのチョコ味はおいしかった。頭痛がしたけどぎりぎりバファリンを飲まないで済むレベルだったのですぐに寝ることで頭痛を解消してしまう。金曜日から日曜の夜まで、すごくよく寝た。本気出せばいつまでも眠れるんじゃないかというぐらい眠りの調子が良かった。
2023/09/25 今日
在宅バイト。月曜日だから憂鬱だったのだが、よく寝た影響で気分の落ち込みが強制的に解消されるような変なコンディションだった。タスクも積み残したもの含めどんどん消化していき、洗濯機二回まわし、ラジオ体操とスクワット、シャワーをしてザ行なしという定常運転に戻れた。退勤後すぐにスタバにくる。本を読んでからちょっと書く。進捗と呼べるものではないが、それなりに分量のある長いメモ書きのようなものになる。