20230702

日記145

傘日和

2023/07/01 昨日
スタバの後、小雨のちらつく中で酒を飲む。帰って遅めの晩飯を食べながらアニメ『推しの子』についてのレクを受ける。素っ頓狂な説を提示して『推しの子』についての話は終わりになる。アニメはともかくアイドルを通ってきていないのでちょっとよくわからないがこれで心が動く人もいるんだろうからそのことを無碍に否定しないでおこう。もともとそのスタンスだったのだけど、面白い作品とつまらない作品との区別をはっきりつけるというこだわりを持つようになってからこっち、すこしオーバーザラインの気(け)があったので今後はしっかり手綱を握らないといけない。「世間の価値観」なんて曖昧なものと喧嘩している暇はない。自分の限界としてはっきり意識するところとして、転生モノについては完全に乗れないというのがある。転生だとか前世だとか前前前世だとかは本気になって言っているわけでもないだろうが、虚構だったら何でもありだとはいえ、虚構だから何をやってもついていけるというわけじゃない。マルチバースについてはそれなりについていけるのは、「可能世界論」というのを昔なにかの本で読んだからなのだけど、そういう取っ掛かりなしにマルチバースに違和感なく入り込めるのは、かなり柔軟な物事の捉え方をしているのだろう。そういう人がとくに違和感なく、違和感があってもうまくスルーしつつ、転生モノをそういうものとして受け入れて楽しんでいるんだろうという気がする。個人としては乗れるかどうかしかないので、結局のところ乗れたもの勝ち、乗れなかったものは外野からぐちぐち言うしかできないというだけの話だ。
たしかに自分のこの意識が自分の死後もどこかに繋がっていたらいいなという素朴な願いはある。なので自分も転生モノの前提を受け入れたいところではあるんだけど、いやいや無理だろうと思ってしまうし、素朴ではあるが強烈な願いが受け入れられないことを思って暗くなるから見ていられないという事情があるのだと思われる。そうであったらいいのにな、でもそうであるということは信じられないという立ち位置が、そうであるというイメージにもっとも反発しやすいという一般論も成り立ちそうではある。自分にとっての宗教の問題も似たような形を取る。

2023/07/02 今日
朝4時頃に外が明るいのにつられて目が覚める。その後6時までスマホを弄って過ごしてしまう。俺はなんて無駄な時間を……、(ポカリ)もう無いのか。
目が覚めてもそのままスムーズに寝入れるときとそうできないときとがある。両者の違いは楽しみにしている何かがこの朝にやってくるかどうかにあって、今回の場合は注文したナイキの厚底サンダルの配送日がこの日で、出かける前にそれを受け取れるか否か、発送準備中から発送完了にステータス変更されているかどうかが気になってそれをチェックしたことによって完全な覚醒状態に移ってしまったのだった。結局10時半現在、スタバにきている今もステータスは変わらず、今日のお出かけには間に合わないことが確定してしまったのだった。残念。
しかし気を取り直して仕事を進めることにする。寝る前にも目が覚めてすぐのときにも小説のことを考えていて、頭の中を書きかけの小説が占める割合が順調に増えてきているのを実感した。
ナイキ エアマックス・ココ
ウィメンズ商品だがサイズが29cmまである
ソール高(ヒール高):6.7cm




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