2023/06/15 昨日
スタバに8時半頃までいたあと鳥貴族に行って酒を飲む。キャベツをしこたま食って、でかいジョッキで金麦をのんで、鳥を好きなだけ食べてひとり1200円っていうのは男爵じゃ効かない貴族っぷり。
帰ってから映像の世紀バタフライエフェクト、ベルリン戦後0年の回を見る。戦後困窮するドイツ人を見ながら「貧しい欧米人を映像で見たのはじめて」という声が聞かれて、たしかにそうだなと思うなど。
寝しなに『V.』を読んで23時台には就寝。うすうす気づいていたけど、自分が小説を書こうというときに読むものじゃない。誰の小説でもそうだけどピンチョンのはとくにそうだ。
場転がどんな感じだったか思い出せなかったので参考にするつもりで読み始めたら止まらなくなっている。
書けるものしか書けないから書けることを書くしかないわけだが、書けることに必然性がないとそもそも書こうと思えない。書きながら考えるという考えが甘い。甘い見立てだろうがどこかのタイミングで踏み切らないと始まらないというのは理解しているが……。
2023/06/16 今日
7時に起きて『V.』の続きを読む。そのまま在宅勤務。今週のタスクを全部きれいに消化。定時ダッシュで最寄り駅に飛び込む。18時上映の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(IMAXレーザー)』のため。
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを見てきた。自分が今まで経験してきた中でも一番良い映画体験だった。動揺しすぎて帰りの電車内でもまだドキドキする。アニメーションもアクションもとにかくよく動いていたが、一番動いたのは感情だった。動かされたという感覚を置き去りにして、自発的に、受動的にという区別もつかないままただ動いた。ジェットコースタームービーではあるが、そもそもの質も高いはずなのでその確認のためにもう一回見に行かないといけない。
上映からようやく一年経ったのかと驚いた。この初回の視聴から何回見たかわからない。のでもっと昔に上映されたものとばかり思っていた。しかし最初の興奮と感動はやっぱり一番大きかった。マイルス・モラレスが鏡像反転する場面は本当に痺れた。ビリビリ来た。