20230527

日記116

 

バツマル両方

昨日

歯の痛みもあって9時にならないうちにスタバを引き上げる。酒を飲んで帰り、スーパーで買って帰った天丼を食べる。早々に寝てしまって翌朝歯医者に行く作戦だったが、痛さで目が覚めてしまい、どうしようもなくなったので家にある痛み止めの薬を飲む。これが効果てきめんで、まさに備えあれば患いなしだった。痛くない状態に気を良くして『サンクチュアリ』の続きを見る。2話分見たら驚きの最終回になった。

歯痛というのはどのタイミングから思い返しても最低だ。歯の健康は大事にしよう。


今日

8時すぎに昨日飲んだ痛み止めの効果が切れたことによる痛みで目が覚める。たまらず歯科医に行く。ほんの30分かからず手際よく治療してもらったら痛みはなくなった。麻酔をしてもらったのでご飯は食べられず、ゼリー飲料で空腹をしのぐ。

これだけ痛くなる前に歯医者に行けたらいいんだけどやっぱり無理だ。歯医者での治療は我慢できない歯痛の次ぐらいに嫌な記憶で、そこに行こうという動機はかなり弱くなってしまう。痛みに連れて行ってもらうしか方法がない。

以前、一緒の舞台に出た俳優の仲間が出演する劇団の旗揚げ公演を見に出かける。原作があるらしいが原作は未読。これが想像をこえて面白かった。街の灯同士がお互いにコミュニケーションをとる都会の寓話という感じで、自分の好みに合う題材だったが、それより何より、まず俳優が実際にそこに立って人物として「いる」ことのパワーを感じた。

暗いままで、暗い部屋にいるままでコミュニケーションをとることができるという昔ツイッターが出始めた頃の、細かなルールが出来上がっていくまえの「つぶやき」が見られるあの空間を思い出した。まだエアリプという言葉がなかった頃に、それが相手に届くか届かないかをもっと積極的に関知しない方針で無責任にぽっと出るつぶやき、そうやって誰かから浮かび上がるつぶやきが、自分に向けられたように感じたときの、あの浮遊感のあるコミュニケーション感覚を新しいものだと受け取っていた頃が懐かしくなった。

瞬きするような、それでひそかにモールス信号を送り合うような、残響のようにしか響き合わない淡いコミュニケーションと、それだけが照らすことのできる闇が印象的だった。ドアを開け閉めするリズムと、ドアから漏れ出る光、ひとり自分の部屋の中だけに閉じ込めておきたい個人的な闇を優しく照らす光にも惹かれた。

この演劇では人がぐるぐる走り回る光景になぜか感動して涙が出たのだった。それを書いていないのは涙を出すことを恥ずかしく感じていたからだろう。

その後遅めの昼飯を食べに行く。サンゾウトウキョウのコルマカレー。これがかなり美味しかった。昨日まであった痛みが消え、麻酔も切れたので、喉元過ぎれば熱さを忘れるかのごとく、昨日の歯痛に悩まされつらかった気持ちをすっかり忘れて、天気のいい下北沢をぶらぶら歩いて機嫌よく家に帰った。

サンゾウトウキョウが下北で一番美味しいカレーということで異論はないと思う。下北はカレーでも有名だからそれなりにカレー屋が多く、そのため変わり種のカレーは多いが、まっすぐ突き抜けて美味しいのはサンゾウトウキョウのカレーだ。二位以下を大きく引き離しての一位【ダントツ】だと言っていい。

大相撲の14日目。一敗の横綱照ノ富士が、二敗で追いかける霧馬山との直接対決を制して場所優勝を果たした。最初に見た大相撲の場所が横綱優勝で幕を閉じたのが嬉しいことだという感覚が14日しか観戦経験がないのにもかかわらず既にある。横綱は強かった。

見ていたらわかるが大相撲の世界は厳しい。そんななか、ほとんど優勝を義務付けられ、土俵に固定させられている横綱というのは大変な存在だ。実際場所に出てきたら優勝する照ノ富士はすごい。

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