20230515

日記108

標識「重力に逆らえ」

昨日

午前中にスタバに行く。昼ごはんにすた丼で倍々すた丼というものを食べる。ニンニク臭発生マシーンと化す。あとから調べたらにんにく量がすた丼の9倍らしい。そりゃだめだ。

大相撲夏場所初日を観戦する。

せっかくの初観戦の機会なので、同じく初観戦の友人を家に呼んで相撲観戦配信をしながら見る。見る前にはもううすうす気がついていたことだが、これが面白くて驚いた。しかし喜んで大相撲を見るようになったらもうジジイの仲間入りという気がする。昔ラジオを聞き始めたときにもちょっと思ったことだし、落語を聞き始めたときにも思ったことだが、相撲を見るようになったらこれはもうジジイの終点待ったなしだろう。現に子供の頃には何が面白いのか一切理解できなかった散歩が面白くてたまらないのだからとっくに終点にいたのかもしれないが、それにしてもいよいよ「いよいよ」だ。昔は太った人間同士が相手を押したり外に出したり転がしたりする競技の何が面白いのか本気で理解できなかったし、何だったらそんなに昔でもなくつい最近までその認識だったから、そのときの感情というか気分がしっかり残っていて、今相撲が見て面白い競技だと感じている自分とちょっと前の自分とが分裂していて変な感じがする。面白いと思う前とは決定的に違ってしまってもう戻れないのだけどそれが悲しいやら嬉しいやらよくわからない感情になってしまう。まさか自分がジジイになるとはとジジイは皆驚くものなのだろうと想像するが、それに近い気がする。

四股名がたんに格好良い漢字の名前にすぎなかったのが、取組前の面差しや取組の内容や取組後の悔しさのにじむ表情によって力士の名前として印象付けられるのが良い。「明生」「朝乃山」「北勝富士」がぱっと思い出せる名前だが、他にも印象的な人物がいた。

『サンクチュアリ』を一話から見始める。晩御飯は大葉生姜の豚肉巻き。ポン酢で食べると口の中が華やかになって美味しかった。自分の内側からくるにんにく臭に苦しめられているといっそうその華やぎが嬉しくなった。

彼女のドイツ留学時代の友人が毎月仲間と集まって読書会をやっているという話を聞く。直近ではスイスの劇作家フリードリヒ・デュレンマットの戯曲でやったらしい。正直うらやましい。デュレンマット。……正直知らんかった。

自分は「鶏口となるも牛後となるなかれ」を信条にしているわけではないが、ゲストよりもホストでいるほうが気がラクだし同人誌サークルにせよ演劇ユニットにせよ読書会にせよ主催するというのが自然と第一候補になるのだけど、本当にそういう活動をしたいのであればどこかに参加させてもらうというのを真剣に検討したほうがいい。この冬に得た演劇の経験にしても、ゲストとして乗っからせてもらうことで得難い経験ができたのだし、ホストとして運営するよりかなり低いコストでそれが得られるのだから、わざわざ探し回るということはしないでも、せめてチャンスがあったとき尻込みはしないようにだけ心の準備をしておかないといけない。

いや、本当は探し回るぐらいでちょうどいいんだと思う。読書会なんてあるところにはあるもんなんだろうし。


今日

在宅仕事。落ち着いた仕事量だが一日中働く。午後からは大相撲二日目を見ながら合間にちょこちょこと働く。

北勝富士と御嶽海の立ち会いには心底感動した。二日目でこれを見れるのは運が良いのか相撲にはこれだけ熱い取り組みが頻繁にあるものなのかわからないが、もし後者だとすると相撲観戦は一般的な娯楽として当初の想定以上の位置づけになるのは間違いない。決まり手が寄り切りにならずに寄り倒しになるのは寄られる方の抵抗が並大抵ではないのを表している。

相撲が終わってから家を出てスタバに行く。『同時代ゲーム』を読む。

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