昨日
仕事後スタバに行く前に中華料理屋に入って晩御飯を食べる。町中華みたいな味がしておいしかった。ビアボールというのを飲んでみる。これはもっと量があればいい選択肢になりそうだと思った。瓶が小ちゃくてケチケチしてんなという感想がまずあってそれを挽回するには至らなかったもののおいしいとは思った。アルコールが少なめで風味はビール、炭酸はパチパチいうほど強い、冷たさはたっぷりの氷でカバーという感じで、ビールを因数分解してそれぞれの要素を強めた感があった。しかしいかんせん瓶が小ちゃくて麦色の飲料の量が少ない。
これは下北沢駅付設の「歓迎」という中華料理屋。あまり立ち寄っていないがわるくない。小田急線の改札内にある権兵衛のおにぎりを買ってピクニックに行くときにはここのテイクアウトのでっかい鶏の唐揚げをお供にすることが多い。ビアボールは流行らないまま廃れてしまった。ここでも不満の表明をしているしそりゃそうだ。
摂取アルコールが低かったおかげでスタバにいくことに成功する。スタバ帰りに氷結を飲んで、帰宅してから『Sunny』を読む。
『Sunny』には胸を突かれる。前読んだときにもそうだったけど、これほど悲しいを喚起する作品をほかに知らない。爆発する感覚がある。破裂するではまだ弱い。
悲しい気持ちがなかったらこれほどまでに美しいものは描けないし味わえないんだろうから、それを味わうこと味わわせることによって悲しい気持ちに位置を与えている。この爆発する感覚を内燃機関にすることができたらということを思うようになったのは前回この作品に触れた時にはなかった新しい感覚だ。もしそれができたらかつてないほど遠くまでいけるだろう。
すぐ得をしようとする。外から得た悲しみで距離を稼ごうとするな。さもしいよ。でもSunnyは本当に良いよね。東京ヒゴロもすごく良かったけど、やっぱりSunnyは格別だ。
今日
在宅仕事。一生懸命に仕事できたのはGWのおかげに他ならない。17時半ちょいすぎに家を出てスタバにいく。
黄金週間とはよく言ったもので、これを記す者の胸にもほら、このようにしっかりと輝いております。お互い楽しもうな。