昨日
昼間から渋谷にいく。東急ハンズの横を抜けて代々木公園のほうに向かう。サンクス向かいの入口付近からますます人の量が多くなっていくのを確認し渋谷方面に引き返す。北谷公園でボサノバのライブが観覧無料でやっているのに出くわし、ファミマでビールを買って飲みながらボッサを聴いていく。宮下公園に登って芝生スペースでのんびりしたあと、下に降りてかるくウィンドウショッピング。渋谷駅で解散する。
海外の女性ボーカルが春に負けないぐらい爛漫としてきれいだった。
下北沢に戻りスタバで『芽むしり仔撃ち』を読む。最後3章を一気に読み終わった。展開が急というか受け入れるのに時間がかかる内容を畳み掛けられて考える暇がないうちに終わったのだけど、振り返ってみると「何もしなかった」ことによって、それをきっかけに転がり落ちていったということがわかり、二度恐ろしくなった。村人は悪人ではないのだろうと思うからそれも恐ろしい。悪人でなくともあそこまで悪辣なことができてしまうということ。秩序の維持という名目。
福田村事件に近いような出来事だが、描写が生々しくかつ一面的な見方になっていないのは芽むしりのほう。
ツイッターを見ると元コウテイの下田が「レオ」に改名していた。偶然とはいえわざとのようなタイミング。その名前はやめたほうがいい。
いつの間にかなかったことになっていた改名。もしかするとエイプリルフールだったのかもしれない。レオは芽むしり仔撃ちで撲殺される犬の名前だ。
帰宅後、国崎☆和也『へんなの』を読む。短いのと勢いがあるのとで一気に読めた。むちゃくちゃをやりつつも書きぶりに節度があって良い。全員に勧めたい。あとがきもとにかく馬鹿らしくて素晴らしい。これをいつまでも残すためだけにでも「note」というサービスはいつまでも残ってほしい。
スクロールするというかたちで書かれた文章に参加し、その馬鹿らしさを指からも味わうという文芸上の新しい遊びだった。
ブライトンの試合を見る。三笘はキーパーからのフィードに抜け出して華麗にループシュートを決めていた。対ブレントフォードでのチームの決め事だったんだろうけど確実に遂行できるのはやっぱりすごい。最終スコアは3-3。緊迫感がありつつもオープンな展開でプレミアリーグらしい良い試合だった。あとウェルベックがキレキレで嬉しかった。