20220515

日記20

 昨日

ウルトラマンの映画を見に行く。思い切った演出の思い切り具合と特撮を拓いていこうという意思を感じるシーンの連続にいつの間にか引き込まれていって結果すごくワクワクした。たしかにウルトラマンなのに、見たことないウルトラマンの姿が見られたのもよかった。各所での斎藤工と山本耕史の対話も戦っているかのようにスリリングだったこともあって、メフィラス星人とのバトルが一番熱かった。はざまにいるとつらいことが多いと知っていく子供の脳裏に斎藤工のあのセリフが刻み込まれたとしたらそれは正しくヒーローものの理念と意義の体現になる。荒唐無稽な世界のなかで破局を迎えようとするとき、技術者が一度はストロングゼロに逃避しながらもふたたび立ち上がって解決方法を模索するのにもメッセージがある。説教臭い、トリガーになっているのは結局ウルトラマンじゃないのか、という指摘もあってかまわないが、そうやって指摘できる指摘をいくら重ねていってもこれほどワクワクする映画にはならないにちがいない。

はじめてウルトラマンを見たのは幼稚園生の頃だったと記憶しているが、当時はウルトラマンのテレビを見られず、買ってもらったビデオを何度も何度も延々と見ていた。たしかウルトラマンストーリーという映画で、ウルトラマンの活躍がダイジェストでしか見られずに物足りない思いをしたが、飽きることなく何回も見た。あのときのワクワクには及ぶべくもないが、シン・ウルトラマンはあのときの興奮に連なる何かがあったと思う。しかし一方で無かったものもあり、それが怪獣勢力のバルタン星人だった。ウルトラマンをみるときにウルトラマンが見たくて見るのかバルタン星人が見たくて見るのかかなり微妙なぐらいバルタン星人が好きだった。あとは一瞬だけ映る怪獣のアントラーというクワガタのような怪獣が一番のお気に入りで、ほんの少しだけの登場シーンでいつも歓声をあげて喜んでいたのをなんとなく覚えている。それなりの長さがある映画のうち10秒も映る時間がなかった怪獣だったが、そのシーンが近づくにつれて緊張が高まり、登場すると飛び上がるほど嬉しくなって喜ぶというのを本当に飽きることなく繰り返した。


昼ごはんにタレカツ丼を食べる。井の頭公園を散歩する。ドントスターブトゥギャザーをプレイして最大15日間生き延びる。

ドントスターブはサバイバル要素のある牧場物語みたいなゲームですごく面白いのだが、攻略動画を見て情報を先取してしまったことで飽きがきてしまった。自分の力で発見しながら遊べばもっと長く遊べたはずなのでもったいないことをした。

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