20261010

日記808

波間

2026/10/09 四日前 11781
前日に早く寝たら2時半に目が覚める。早く寝なければと焦るがそこから一切寝つけずに4時間が過ぎる。6時半の電車に乗って東京駅から高速バスに乗って館山へ。バスが遅れたので一時間に一本の千倉行きを逃し、バスで千倉に向かう。居るだけの仕事は入場時にこまかなトラブルがありつつも難なく終わった。千倉駅に帰るとちょうど東京駅行きのバスが出発直前だったのであまり考えずに乗り込む。帰りも羽田から東京駅までの道が混み、定刻の55分遅れで到着になる。まだ行っていないのであれば一度行っておいたほうがいいと声をかけた同僚にはわるいことをした。東京駅で友人の結婚祝いを用意する。岩波のカフカ短編集。通用するかどうかは別にしても文学にふれたことのある人生にしてほしいとは思ったので、差し出がましい真似とは思いつつ進呈することにした。北千住のやきとんが業態変化で焼き鳥になった店に入って飲む。受け身だけのやつはつまらない、積極性を持たないやつは退屈だとかいうTHE・強者の論理を振り回して遊んだが、立ち位置の問題にまで切り込んでいかないあたり、他人にというより自分に対して忖度があるとおもった。こちらからは俺はフェミニストだという話と感性の鈍麻についての話をした。そうすると必然的にラクになる。ラクになりたかったわけじゃないけど。サヨナラCOLOR。帰りに代々木上原駅で乗り換えの電車待ち。10分の待ち時間が長すぎると感じる。THE・東京人の感性だ。


2026/10/10 一昨昨日 18011
昨日の寝不足と飲酒を引きずって朝から頭痛がする。養生しつつ昼飯にスパゲティを茹でて食べる。バファリンを飲んで昼寝をして、夕方頃にバスケに出かける。家人の誕生日プレゼントとしてニューマン新宿で額縁を買う。バスケは中4日空いたのとカフェインを入れたのとでハッスルできた。イマジナス。積極的にプレーしないならわざわざバスケをプレーしにいく甲斐がない。この日は翌日に備えて酒を飲まなかった。


2026/10/11 一昨日 20434
午前中に演劇祭の顔合わせ時に読み合わせをするという脚本の練習をする。13時からの顔合わせに参加する。これはあきらかにバスケのせいだが発声しないコミュニケーションが板についてしまっていて、積極的なポジション取りをするのに無口という掴みどころのない動きをしてしまった。意見を求められたときにも口にする内容に比して言葉数が少なく、変な目立ち方をしてしまったように思えた。意識が自分に向くのは自分にとってはあまりよくない傾向なのだが、それが如実に出てしまった。肝心の読み合わせもうまくいったとは言えず。もっと相手に寄り添って手を差し伸べるような動き方もできたはずなのにそれをしなかったという反省もある。もっと自由に動いていいはずだ。というより、自由に動いているように動かないと演じることにはならない。現場で巻き起こる現象に対応するようにもっと集中して臨まないといけない。本来であれば自分に矢印を向けている暇などないはずだ。そそくさと会場を出る。スタバにも入れなかったので帰ってふて寝するがそれだけでは気持ちが収まらなかったのでバスケに行くことにする。ふてバスケ。落合第五小。脚が痛くて痛くて後悔したが1時間でアドレナリンが出てきて予期した通り痛みは収まってきた。すごく広義に見ると自傷的な行為だと思う。無理にも楽しもうとしたから楽しくはあったが。最寄り駅で氷結を飲む。帰宅してご飯を食べてから疲労困憊のなかふたたび駅へ。実家へ帰って1週間家を空けていた家人を0時すぎに迎えに行く。


2026/10/12 昨日 16199
蓄積した寝不足。飲酒。連日のバスケのせいで身体がガタガタになっていて午前中は何もできなかった。午後には回復したので予定通りTCBの2026秋の行楽part2に出かける。狛江駅に15時集合。改札前のセブン前でジョジョ立ちするNの子に迎えられ、五本松公園を目指す。川を見て喋り、酒を買いに行き、夕焼けと川とアオサギのシルエットを見ながら酒を飲んで喋った。演じるときに笑う演技が出来ないという話をした。TCBのふたりに向けてやってみたらすんなりできた。緊張する環境下で笑うのが難しいというだけの話かもしれない。笑えばいいと思うよというのは全くその通りだと思っていたがアドバイスとしてはあまり用をなさないものだということが遅まきながら理解された。完全に暗くなってから川を下って狛江の隣駅へ。そのまま狛江まで歩いてNと子はバスで帰っていった。子に最近おぼえた俺様クレイジーマンを披露するが一度もウケなかった。代わりに子が口屁(ブーというやつ)をしたときに大げさに吹き飛んでみせたらこれは百発百中でウケた。自分が何かをしてそれに対するリアクションがあると笑うということのようだ。これは子にかぎらず人にはそういう傾向があるように思う。子のためには積極的にそれをしようと思う一方で人にはそうしようとは思わないというこちらがわの都合もあるから万事に適用することはできないが。狛江の行こうと思っていた居酒屋はしっかり一見お断りで、女将にバツのジェスチャーを食らったため次善策のニュースターでBと飲む。Bはメガジョッキを都合3行く酒豪ぶりを発揮していた。楽しかったが何を喋ったかあまりおぼえていない。


2026/10/13 今日 3563
一日在宅。NBAのプレシーズンマッチを見る。ニックスvウルブズ。2年前にMSGでラメロ・ボールを直接見てからその華麗さに圧倒されてファンになり、NBAを見始めるようになった。そのボールがまたチームを変えてMSGでプレシーズンマッチを戦っているのが面白く感じられた。アントマンとのコンビワークも上々のようだし、ビッグマンのゴベアの存在感など、ちょっとずつウルブズのことを知り始めている。お昼にはお米を炊いて食べる。14時-15時のセクションで昼寝。完全な休息日に当てる。出すべき依頼メールを出すために30分すこし残業する。スタバに行って日記を書く。劇作家・演出家に対して気後れがある。思ったことを言いたいと思っているが、どのレベルで言うべきかを気にするという自分にとっては通常の配慮以上のものが、彼を前にして発言するときには生じる。自分が創作をしていないこと、劇作をしようと思ってもできないことを自分がはっきりわかっていることが、自分をして気後れを生じさせている原因だ。そうならないためには、1.劇作をする 2.俳優として彼に追従する意識を持つ のどちらかを採らなければならない。消去法的に2を選ぶのはそれを選んでいないのに等しく、たちまち”追従する意識”というようなこまっしゃくれたアイデアに寄ってしまう。前回の演劇祭後に、次回参加する条件として小説を完成させることを自分に課そうとしたのは、これが直接の理由ではなかったが、やっぱり理のないことではなかったのだ。いま、我らの劇作家はわれわれ俳優がせりふを言うために脚本を執筆してくれている。あまり相手を尊敬しすぎないようにしようという自分自身の参加ポリシーを一部やぶってでも尊敬するべきところだ。そうなってしまっているのは「自分がやるべきことをやらなかった」という自分自身のあるべき理想像からの欠損によるものなので、やはり忸怩たる思いは残るものの、甘んじて引き受けなければならない。自分自身に課した宿題をやらなかったのにこうやってノコノコと参加しているのは他の誰でもない自分なのだから。試しに15人の俳優が出演する上演脚本を書いてみようと思ってみたが、本当にまったく歯が立たない。文字通り一行も出てこない。

20261008

日記807

電飾の店

2026/10/06 一昨日 19932
一日在宅。途中病院で診察。検査で切った皮膚の縫合跡の抜糸があった。毛を抜くぐらいのチクッとした痛み。はじめてのことで内心怖かったが毛を抜くぐらいのことだとマインドセットしたらまったく恐くも痛くもなくなった。帰ってスパゲティを茹でて食べる。定時退勤してバスケへ。国領小。京王線への乗り換えが面倒といえば面倒だったが、不自由なくバスケをできていることを考えてみればそんなのはなんでもない。疲労の残るなかでだらだら動くプレーが増えてきていてよくない。これではやればやるだけ下手になっているようなものだ。あまり来たことのない場所だったのでクールダウンがてら国領駅前で氷結を飲んで帰る。それでも合計3回ぐらいは来ている。


2026/10/07 昨日 9431
午前在宅。定例などに参加のため午後から出社。タスクを積んでいるのでまともに働くと残業になる。恥ずかしながら30分弱の残業。帰りの電車内で思いつき、『我々は宇宙人』を見に行く。ライフストーリーと記憶の話だが、記憶方面からかなりよく攻めていた。『失われた時を求めて』の感じがあった。見ながらややドラマチック過ぎるのが玉に瑕かと思っていたが、アクションシーンのアクションに意味が出てくるのと、そういうのを抑えてリアリティに寄せるというやり方のほうが陳腐なのは間違いない。やいのやいの言わず乗っかってみることにする。最初の何気ないやりとりの時点で静かにグッときている場面があったのだが、オーラスでもそこにきれいな光を当てていて、この映画が何をやりたかったのかがはっきり出たと思う。普通にそこでかなり持っていかれた。ぐっと寄る前にふっと引くような群像劇的な演出が素晴らしかった。小学3年生男子のふたり組にしか出せないあのありふれた輝き。現実の日常場面でもたまに食らうことがあるものな。記憶の、忘れちゃうことのそれで良いというところを取り沙汰したのはとてもよかった。自分は自分自身にいま起きているこれらすべてを忘れたくないと思っているが、そのことそのものが幸運のなかの幸運なのだと気づいた。忘れちゃったとしてもいつか迸り出るように思い出せるかもしれないし、その可能性だけで十分だともいえる。
池ノ上で降りてまいばすでPEELを買う。上京時のアパート跡を見てから豚とんで小ラーメンを食べて帰る。早めに寝る。


2026/10/08 今日 524
一日在宅。NBAリーグパスの無料体験に登録し、8時からプレシーズンマッチのウルブスvペイサーズを見る。ハリバートンが復帰していた。その後流れでウォリアーズvブレイザーズを見る。ヤンハンセンが元気に途中出場していた。
昼ごはんに炊いた新米を食べる。昼寝をしてからタスクをこなす。すこし残業してタスク消化。日記を書いて19時前に退勤。酒を買って飲みながら散歩に行くつもり。

20261005

日記806

SAY Noh

2026/10/04 昨日 20982
バスケはオーラスの試合で逆転のブザービートを決めることができた。あまりよくないプレーもいくつかあったが、すべてが帳消しになるシュートだった。映像を見返したら歓喜のあまり祝福するチームメートを完全無視でひとり静かに天を仰いでシンプルガッツポーズをしていた。左手ですくい上げる力の弱いレイアップだったのだがまさに”指運”があった。
すぐ帰宅してシャワーを浴びて洗濯機を回す。疲れていたが良い時間だったので月下の能を見に行く。設営時に中に入らないでも立ち見の良い席があると目論んだ通りで、氷結無糖のウメを飲みながら通行人と夢幻能とを交互に見られる特等席(チケット非売品)で観劇することができた。演目は「羽衣」。知らない話だがなんとなくわかる。大方、ワキが手に捧げ持っているのが羽衣で、その持ち主がシテなのだろう。30分ほどで舞台がはねたので豚とんで小ラーメンを食べる。家人が家にいないので普段やらない”にんにくをかけて食べる”をしたら、さすがいつもより味わいが深くなった。帰ってスイッチというお笑い番組を見る。寝る準備をして寝る。


2026/10/05 今日 3996
午前在宅。千鳥の鬼レンチャンという番組でバスケ特集として千葉ジェッツの渡邉、原、金近の3選手対芸能人バスケチーム8選手での3on8という企画をやっていたのでTVerで再生する。企画とはいえ本戦でも泣きのエキシビションでも、エースとエース候補がシュートを外して負けてしまっていたが千葉ジェッツはこれで良いのだろうか。昼イチで新上司との1on1があるということなので早めのお昼でそばを食べてから出社する。なごやかに話すなかでうまく情報を収集するというミッションがあるようだ。自分の協力があったとはいえ卒なくこなしていてよかったと思うし、ちょうど裏面(りめん)から見ていてもリーダーポジションは大変だなと思わさせられた。そのほか軽い打ち合わせやら定例打ち合わせやらで小忙しくして過ごす。定時退勤し、電車内で前日のバスケの動画を見る。スタバで『存在と時間』を読む。第36節「好奇心」。本物だと思い誤られているものが登場するなど、いつのまにかT/Fの話に突っ込んでいて、そのことに対して「なんだかな」と思わないではない。また「現存在は遠くを求める」という文章が印象的だった。『存在と時間』では唐突にそういった文言があらわれては、自分の注意力をくいっと喚起してくる。日記を書く。友人から久しぶりの連絡が来た。なんでも彼女ができたらしい。結婚したいようなのだが焦りは禁物というかゆっくりだが着実にというアドバイスをおくりたい。当たり前すぎてあまり役に立つアドバイスではないように思えるが、こういう場合、本人の感覚というものは鋭角になりがちなので緩い方面への方向づけは”なんぼあってもいい”ものだと思われる。高校時代のマブなので言い方はそこまで気にしないでもいいと思うから思ったこととして率直に言ってみよう。なんにせよ彼女ができたのは良いニュースだ。ということなので個人的にひとりで祝杯を挙げよう。

20261004

日記805

思い・沿う・海

2026/10/03 昨日 21741
午前から演劇祭の説明会にいく。当然予期しておくべきだったのだけど前回参加者の人たちが結構いて驚いてしまった。意気込みを考えていったのだがなんとなくそれを言う気になれず、型通りの挨拶も避けてよくわからない所信表明になった。最初の読み合わせでは半端に緊張しなおかつ半端に緊張に慣れて一意専心に読むということも相手を見て動くということもどちらつかずの読み方になって悔いの残る結果になった。しかし出番が最初の方だったからまだよかった。もし出番が後の方になっていたら上手に自分の空気に持っていく他の参加者に気圧されていたと思う。自分でも想像していた以上にがっくりきてしまい、誰とも話さずにそそくさと会場を出た。
逃げるように小田急に乗って新宿へ。さがたにで親子丼セットを食べる。JR線の構内で友人Bと合流。秋葉原で乗り込んできた友人Nとともに、一路千葉駅へ。TCBの秋の行楽・まち歩き、この日は千葉駅周辺。ちばぎんアリーナを通ってポートパークまで歩いた。海沿いに佇んで強い西日を浴びながらビールを飲んだ。とりとめのない会話をしつつおのおの海を感じたりすぐ暮れる日に文句を述べたり。気のおけない友人とこうやってだらだら酒を飲めることで自分を慰撫する効果については必要以上に低く見積もってはいけないと感じるようになってきた。感謝するとか欠かせないとかいうと即座にトゥーマッチになり、リラックス効果が薄れて本末転倒になるから、取り扱いは粗雑にとどめおくように留意しておかなければならないが、毎月のようにくだらない写真が溜まっていくのは嬉しいことだ、ということはいえる。都市モノレールに乗って千葉駅にもどり、駅前の歓楽街にあるラーメンショップで晩ご飯を食べてから電車に乗って帰る。グリーン車に乗ってやろうかと思ったが750円と予算オーバーで断念した。友人Nが食べすぎのせいですこしグロッキーになっていた。もともと小食のイメージはあったがラーメン並一杯でダウンするとは驚きだ。
すべてにおいて意識レベルが下がっていて、たぶんそのおかげで緊張が過緊張にならなくなってきているのだと思うが、ピシッとするところではピシッとしていないといけない。泣く泣かないが論点になっているように思えてふたりが話す話題に入るつもりはなかったが、飼い猫の死については明確に悲しいことだ。そこはびた一文まからない。


2026/10/04 今日 1887
9時に不要なアラームで目が覚める。バスケに参加できそうなので準備をしてからまずはエキウエのスタバへ。スマホで日記を書いてからコーヒーを一気に飲み干し、13時からのバスケ会場に移動する。落合第二中。夜には下北駅前で能をやるみたいなのでまだ元気があったら見に行きたい。

20261002

日記804

グッドナイト

2026/09/30 一昨日 16895
午前在宅。昼までの経過観察でバスケはできそうだったので用意を持って昼から出社。打ち合わせなどこなしつつ定時に退勤。そのままバスケに行く。落合第二中。代々木駅乗り換えで落合南長崎まで。30分ぐらい早く着いたのでマクドに入ってシェイクを飲んで時間を使う。上から目線ストリートの溜まっている投稿4日分ぐらいを一気に投稿した。バスケは普段以上に接触プレーを避ける動きをした。部活で鳴らした選手にとってはもはやDFしてないように見えるだろうが背に腹は代えられない。傷口が開いて腹から血を流すよりはマシだろう。そうは言いながらあまりハッスルできなかった不満感はちゃんと溜まり、不承不承酒を飲んで紛らそうとした。帰宅して新米を軸に据えたご飯を食べる。映画『ファーゴ』を見る。何度見ても面白い映画だと思っていたが昔はもっとコメディ色が強く見えていた。今見るとなんというか身につまされる場面が多いように見えて焼きが回っているのを感じる。音楽の使い方と、種類が少ないながらパキッとした色調、画面の統制の取れ方、幾何学的なパターン配置など美しい映像だという印象は変わらない。


2026/10/01 昨日 9768
朝だけ在宅。11時すぎからの新編成チームの打ち合わせに参加する。現地で出たほうがいいだろうと思って無理にも急いで出勤したのだがその判断は間違っていなかった。それ以外にも仕事がうっすら溜まっていたので消化する。退勤後、旧編成のチームでのお別れ飲み会があった。なんだかんだ今の上長に拾われて、基本的に放任でやることさえやっていたら文句も言わないスタイルで相性もよく、待遇UPの交渉に対しても上にかけあってくれて無理を通してくれるなど、良くしてくれたという思いがある。飲み会では安定の奈良いじりのくだりがあってまあ和やかで愉快だった。
この年になってはじめて職場の上司に対して感謝の念に近いものをおぼえた。終わってから下北で家人と合流してだいこんまんへ。お好み焼きとエリンギバターで飲み直す。帰り道は涼しくて快適。なにも言う事なしだった。


2026/10/02 今日 5673
一日在宅。朝ご飯を買いに最寄りのセブンに出かける。『存在と時間』を読む。お昼時にご飯を食べながら有吉の壁の最終回を見る。インポッシブルのひるちゃんの風船がすぐに割れてしまうくだりで爆笑していたら家人にイヤホンをつけながらの爆笑を訝られ咎められた。新米を軸にした昼ごはんを食べる。仕事は何もしていないのに正体不明の疲れがあり、たまらず昼寝する。30分ぐらいにとどめるつもりが1時間半ほどに伸びてしまった。その間に舞い込んできた仕事と未消化の問い合わせに対応するのとで1時間の残業になった。家人とムーンアートナイトの音楽ライブを見に行く。もころんと永原真夏の共演で、もころんの心の声ふくめてとてもよかった。途中で切り上げようと思っていたが最後にかかったのが「あそんでいきよう」だったので結局最後まで聞いた。うさぎ春日の「たまらなくなるのです」の歌詞のところでたまらなくなった。もころんの魂のダンスを見終わってからスタバへ。もころんの退場場面で、仮設楽屋テントの中に入っていくもころんに挨拶しそこねたとおぼしき女の子が世界の終わりのように口を大きく開けて泣いていた。今まさに生えていっているような生えかけの全部の歯を見せて彼女自身の悲しみを表していて、悲しくも可笑しくてどこかたのもしく、すばらしく美しい光景だった。『存在と時間』35節の空談を読み終える。根こそぎというワードが出てきた。

20260929

日記803

雨のなかのライシング(精米)


2026/09/26 一昨昨日 12562
TCBで秋の行楽・街歩きを予定していたのだがあいにくの雨で中止にした。代わりに家でボードゲームをすることにした。友人Bと友人Nと家人との合計4人でカタンをやった。自分は初期配置にミスがあり早々に離脱。カタンは逆転が難しいのに一回のゲームが長いという欠陥がある。だから優勝するかどうかよりもビリにならないかに意を砕くべきというところがあるのでその分つまらないゲームだといえる。ビリでもサイコロを振れるのでサイコロを振りたい向きには適しているが。
雨も小止みになったので初台まで飲みに出かける家人を見送りがてら下北まで歩く。ムーンアートナイトに友人Nの1歳半の娘と参加して楽しかった。大人の男三人組が手に手に缶チューハイを持って子供と歩いている図をアートとして提出するというようなことを言うほど落ちぶれてはいないつもりだが、例年のTCBの道行きと比べ、見た目の面で映えることは間違いない。最低限足元に気をつけて歩いていたが、歩き初心者の幼児だけはスリッピーな床に足を取られ、豪快に尻もちをついていた。驚きが不快へと結びついていかない黄金期なので、しばらくキョトンとしてすぐに立ち上がった。大したもんだ。
友人Nを見送ってから熊源で味噌ラーメンを食べる。カッパに行ってウイスキーをロックで注文した。バーをひとりで楽しむ要領を心得ている友人にバーに行くコツを訊いたら、「おずおずと振る舞うこと」と答えていて含蓄があるなと思った。なんでも相手に助け舟を出しやすくするのが重要なのだということで、わからないのに知ったかぶりをしたりカッコつけても仕方ないやんということだった。バーはカッコつけに行く場所だという頭があったから、それなりに目からウロコだった。あとはカッコつけたい気持ちとの折り合いの問題になる。グレンフィデックのロックを飲んだ。『存在と時間』を読んでいるという話をしたあたりから時間がすぐに経っていった。自分には独我論的な志向があるので他人の存在追求について関心がある。22時45分頃に解散。おのおのの門限もしっかり守り、すっかり健康だ。


2026/09/27 一昨日 15863
大相撲の千秋楽を見る。大の里がアオニシキとの直接対決を制して優勝を決めた。感極まった表情に重責を担うことの重圧を感じさせる。バスケに出かける。ハローサイクルで高円寺体育館まで。心肺機能の面で制限がかかりあまりハッスルできなかった。どうにかしてアドレナリンを出して制限を取っ払いたかったのだがうまくいかず。マッチアップのセンター勝負でボコスカやられて悔しい結果に終わった。チャリで帰宅。荷物を置いてからチャリを返却し、最寄りのセブンで缶チューハイを買って飲みながら家人を待つ。涼しくて外にいるのがまったく苦ではないご褒美のような気候になっている。雨の多さだけが玉に瑕。


2026/09/28 昨日 7001
「ただ暗いだけでなく黒く、ただ黒いだけでなく暗い、暗黒の劇でした」というコメントを演じ終わった後の役者兼演出家兼劇作家相手に直接言う夢を見た。適当なことは言えないと思い、しかし何も言わないわけにはいかずなんとか絞り出したコメントだったのだがなんとなく事なきを得た雰囲気になってその場が次に展開していったのでまあそれで良かったかと思って目が覚めた。夢の内容をGeminiのメモ機能で録音・文字起こししたので以上覚えていられた。
午前在宅。昼一番で出社する。打ち合わせに参加したり蓄積されているタスクを消化したりして定時すこし過ぎまで働く。まっすぐ帰宅し、家人の運転によるカーシェアのカーでコイン精米に出かける。行きの道が大変だったのに比べて帰りはあまりにもスムーズだった。Googleマップは進入禁止の道を案内してくるのでまったく信用できないということを知ることになった。帰って精米したての米を炊いて明太子といっしょに食べる。本当に本物の新米の威力というものを知った。

2026/09/29 今日 5151
部屋の中で起こった出来事をVARで判定する役目があり、攻撃側と守備側のどちらに正当性があるのかを判断しなければならない羽目に陥っていた。何度も再生巻き戻しを繰り返してよくよく事態を見ていくと、まったく無関係のスタッフが直接プレーに関係ないところで横暴をしていることが明らかになり、公平性を期すべきなのにこのような横暴は許されないとして告発することになった。そんな告発に気を取られているあいだに、まんまと攻撃側が守備側を蹂躙して、そのまま守備側が全滅する事態になった。守備側に攻撃側のスパイが紛れ込んでいて彼が正体をあらわすと同時に守備側全員をつぎつぎに刺していったようだった。その結果ありきでリプレイを見ていくのは自分にはつらいことで、自分はやられてしまった守備側に肩入れしていたのだとそのとき知った。
朝から病院に行って検査を受ける。皮膚を切る処置があったので麻酔注射をしたがそれが結構痛かった。こんな痛みは病院のなかで起こりうる痛みのなかでは序の口もいいところだと思うので我慢して何のこれしきとばかりすましていようとしてがうまくいかなかった。右手のひとさし指の爪で親指を突き刺し痛みを分散させる作戦を取り、本格的に親指を攻撃しようとしたところで麻酔注射が終わった。麻酔後の皮膚の切り取りはまったく痛くなかったが血がたくさん出ている様子が手術用照明の金具部分の反射を通じてすこし目に入り、その分だけ気が滅入ってしまった。気分は悪くないですかと看護師に訊かれたときすぐに「大丈夫です」と答えることはできたので総じて大したことはなかったのだが、縫合にも思っていたより時間がかかり、やや疲れてしまった。照明のライトの数は右側28個、左側28個で合計56個あったのを確認した。処方箋薬局で薬を出してもらい帰宅。11時から在宅勤務を開始した。客との定例打ち合わせに参加する以外には大きな動きもなく、定時すこしすぎに退勤。スタバにいかず自宅で『存在と時間』を読む。第33節「解釈の派生的様態としての陳述」を読み終える。ハイデガーの逆節構造のなかに重きを置くやり方が見えてきてちょうど読みやすくなってきたあたりだ。山崎正和の逆説構造の文体を思い出す。日記を書く。

20260925

日記802

業者たちのシーン

2026/09/23 一昨日 10092
14時すぎにスタバを出てバビシャーでチーズナンを食べる。腹ごなしにゆっくり歩いて帰宅。大相撲を見る。17時半すぎに家を出て新宿のどん底へ。そこで家人が待っており、はやしさんのライスとチャーシューをいただく。チャージ料があり酒の値段もそこまで安くはないが、チャーシューがとくに格安感のあるボリュームで満足させられた。その後に映画を見る予定があったので酒を飲めなかったこと、遅めの昼にチーズナンとナンのおかわりをたっぷり食べていたことが悔やまれる。また行きたいと思った。
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』を見る。内容は予想していた通り重かったが、演出がきちんとしていて見づらいところはなかった。ヴェネチアに出品された映画なのに上映館が少なすぎる。個人の苦悩に併走するかたちを崩さないのだが、社会構造の問題点をえぐり出してもいる。戦場を作ることは間違っている。戦場を作るようなことをするのは間違っている。戦場で正しいことをするのは不可能だ。だから出だしのところで間違わないようにしないといけない。歴史のような広い射程で見れば、オデュッセイアの世界ではネルソンさんの苦しみは相当少ないのではないかと想像する。それに彼らにはネルソンさんがなぜ苦しんでいるのかが部分的にしか理解できないはずだ。だから世界は確実に進んでいるということは言える。
この日は酒を飲まないで帰ってすぐに寝た。


2026/09/24 昨日 17927
一日在宅。朝礼も定例もなかったので仕事は本当に何もしなかった。『ドラフトキング』を読む。TCBのふたりが面白いと言っていたのと有吉がSNDで一番好きだと言っていたのが決め手になった。しかし野球が好きではなく、より正確には嫌いなので、楽しむための基盤というか土台がぐらぐらしたまま読むことになっている。感情的な揺れ動きはあるが、なんでこんな魅力のないスポーツのためにみんな必死なんだという根本的な疑念がぬぐえない。主人公は嫌な奴を演じている系で、彼の年長のライバルもその相似形なのだが、単純なマネーゲームとつまらない球技のために嫌な人にもなるという決意そのものにみっともないものがある。絵柄のせいかもしれないが野球選手に格好いいタイプやお洒落な人物が皆無で、基本的にモサッとしている奴らばっかりなのが自分のなかにあるリアルと整合していてそこは正直でわるくないと思った。今野球に夢中な人間というのは総じてあんな感じだ。彼らはもちろん大谷がどうとか言っているライト層も早くいなくなってほしい。ボールの硬さひとつとっても馬鹿馬鹿しいスポーツなのは間違いないのだから。大相撲を見てから定時退勤。バスケに出かける。落合第五小。中一日の休みだったので脚の疲労は完全には抜けず。だらだらプレーに終止して、不完全燃焼気味で終わった。やるんだったら真っ直ぐハッスルを目指せ。ここのところとくに3Pに凝っていて、毎回すこしずつ感じを掴めている感覚がある。しかもそれが蓄積していっているのを感じる。このあたりは密にバスケをしている効果なのかもしれない。身体が十分に温まってからロングシュートを狙うべしというノウハウも掴んだ。
この日は飲まないでもいい酒を飲んだ。有吉の壁のヤマダ電機回を見て寝る。

2026/09/25 今日 4586
一日在宅。『ドラフトキング』を読む。仕事は溜まったメールを読むのと積み残しタスクの消化だけ。大相撲を見る。定時退勤して美容室へ。白髪ぼかしをしてもらう。永原真夏のムーンライトを聞いてからスタバに移動して『存在と時間』を読む。日記を書く。ここ最近昼寝時も含めてたくさん夢を見ているのだが全然内容を覚えていられない。ボイスレコーダーを枕元に置く運用を真剣に考えてもいいかもしれない。夢の中身を小説に移しても著作権に引っかからないのは大きい。使えるものは全部使えというのは基本中の基本のはずだ。

日記808

波間 2026/10/09 四日前 11781 前日に早く寝たら2時半に目が覚める。早く寝なければと焦るがそこから一切寝つけずに4時間が過ぎる。6時半の電車に乗って東京駅から高速バスに乗って館山へ。バスが遅れたので一時間に一本の千倉行きを逃し、バスで千倉に...