20260308

日記730

行く春

2026/03/06 一昨日 7071
映画『Wicked』を見る。主役と端役との扱いの違いについて、いかにも自然に差をつける演出方法で、「善の中にも悪があり、悪の中にも善がある。そしてそれらは良いことでもあるし悪いことでもある」というようなすこし込み入ったメッセージをわかりやすく提示するのは、何事にも第一歩目があるという原則に立てば十分に擁護可能だ。しかし、見る側でそういう擁護を一切せずとも自立する作品かと言われると決してそうではない。そもそもミュージカルというのは音楽に勢いを借りて、過剰に感情を表現するところに面白さがあるもので、通常の劇作とくらべても集中を欠く客相手の配慮をして見やすくしているものだから、ミュージカルと知って見に行きつつ「幼稚だった」などというのはナンセンスかつ無粋ということになるだろう。だからといって、それに笠を着た幼稚な視聴者が「今年一番面白かった」というような感想を言うのはさすがに許容しがたい臭気をともなう。だから「感動したし面白かった」ぐらいが妥当なコメントだと思う。それ以上のコメントが必要な作品とも思われない。気晴らしとしてはそれで十分なはずだ。
それにしてもこの日の家人に対する怒りは、自分の正当性を疑わないもので(じつは今もそれを疑っていないが)、なおかつその正当性を根拠に怒りを発してもかまわないと判断している点で、かなり大幅にオーバーラインした甘えがあった。こういう情けない事態は減らしていきたいと思っている。この日書いた日記も自分にとって恥だが、今後の戒めとするためしばらくはそのまま公開しておく。自分のよく知っている人に対して怒ってもいい場面などない。「もう知らない」とき以外。
セブンでそれぞれ酒とカップ麺を買って帰り、飲食して寝る。


2026/03/07 昨日 19461
8時半頃に起きて朝はゆっくりする。10時半頃に出かける。下北の新八食堂で朝食。汚い店内と小さいサバの切り身、納豆と卵と切り干し大根の小鉢が各30円で付いてくるのを差し引いても、これに800円強使うのはもうやりたくない。お得さに釣られてみすぼらしい朝食を選んだ気分になった。結局800円強使っているし。
バスケの大会で千住方面に行く。町家からさくらトラムに乗って三ノ輪のひとつ手前の駅で降りる。きれいな施設で、バスケのあとシャワーも使えて良かった。しかし肝心の試合では初戦圧勝、次戦惜敗となんとも悔しい結果になった。勝負が賭かった場面で心から「自分にボールをくれ」と思えるようになりたい。今はそう思おうとしてそう思っているような余分な距離を感じる。最短で刺せ。とはいえこの日はシュートを外していたし、フリースローも1/2だったし、この頃シュートが安定していないから、それでボールを要求するのは難しいか。ノリノリになってプレーする感覚を勝負どころで引き出せるように鍛えていきたい。ある程度の強度の試合中でも、万能感とは行かないまでも千能感ぐらいは出してやっていきたい。空気を読まずに調子に乗れ。
バスケ終わりに家人に北千住まで来てもらって飲みに行くことにする。ホビーオフのほうまで千住宿の通りを歩いて、途中見つけたサイゼリヤに入る。ビールで乾杯し、ドルチェをふたりで四品とるなど当時では考えられないような豪遊をして、ひとり2000円すこし。
風が強く寒さがきたのでそのまま帰る。帰って『ホワイトノイズ』を見る。死の恐怖がテーマになっている映画で、なぞの既視感があった。最初は『ドント・ルック・アップ』を見たからだと思っていたが、スーパーのシーンを見ていてそうではないことに気づいた。この映画は渋谷の映画館(パルコのシネクイント)で見たんだった。3年から4年前に見た映画を、一度見たことに気づかずかなりの分数見ていたことに恐怖を覚えた。内容については当時とはちがう見解を得て、この映画の評価がすこし上がった。その見解は、3発目の弾によって主人公は即死、そのあとの映像はすべて死の直前に描いた主人公の夢、というものだ。死を殺しに行って死に殺されるという結末はチャチなものではあるが、それをある程度は巧妙に隠蔽しようとしたとしたら、その程度の巧妙さも含めてわるくないのではないかと思った。それに「死に対してどうやって抵抗するのか」という部分について、アメリカ映画的な回答をアメリカ映画を制作することで提示するというのは、そういうことをする作者の”意図”が掴みやすくて良いと思った。バームバックは(そしてアダム・ドライバーは)、明らかに、死に抵抗しようとしている。恐怖の覚え方については「自分と同じ」だとは思えないが、対処の仕方についてはかなりの部分で共感できる。
買ってきた酒の残りを飲んで、サッポロ一番塩らーめんを食べて、寝る準備をして、22時半には寝る。


2026/03/08 今日
9時間以上寝た。起きてから洗濯物を洗い、干し、朝ご飯を食べる。12時にスタバに来て小説に使うかどうか決めていない部分の文章をすこしだけ付け足し、日記を書く。「知覚の大霊廟をめざして」というインスタレーションを見に行くことにする。見に行こう行こうと思っていたらいつの間にか最終日になってしまっていた。いつでも見に行けるぐらい近くでやっていると、いつまでも見に行かないから結果的に遠いということになる。遠くの「知覚の大霊廟をめざして」をめがけて、といったところだ。それを見たあとには調布までバスケに行く予定。

20260306

日記729

見えない流れ

2026/03/05 昨日 23623
午前在宅。午後から出社しようと高輪ゲートウェイまで移動したら、ロビーでいつものリュックに入館カードを入れたままにして、バスケの用意を含むボストンバックに移し忘れていたことに気づく。出るべき定例打ち合わせまで間があったのでもう一度在宅に戻す。セブンで昼ご飯を買って帰る。定時退勤しバスケに出かける。この日は東中野の体育館だったのだがバスケゴールが片側壊れているとかでハーフコートor小さいコートでのバスケになる。たっぷり2時間半あったのでいつも通り疲れた。駅まで20分弱歩く距離だったので帰りに氷結を飲みながら歩く。帰宅してさらに飲酒しつつ晩御飯。No No Girlsを見る。


2026/03/06 今日 4999
一日在宅。途中まいばすけっとまで焼きそばを買いに行き、焼きそばを作って食べる。翌週出張になるのでその準備やなんやをする。一張羅を着てスタバにいく。小説(に使うか分からないが要素になるかもしれない断片)を書き進めてから日記を書く。Wickedを見に日比谷に出かける。半ば予想通り家人が遅刻。連絡がついたかと思ったら向こうが提示してきた時間の30分遅れで集合時間を言ってきてイラついた。言い訳なのには間違いないが適当な嘘で誤魔化そうとしているのも、何度も何度も時間を遅れてまったく懲りないのも腹が立つ。

20260304

日記728

光る路

2026/03/03 昨日 3561
スタバを出てから氷結グレープフルーツを買って雨宿りがてら駅前で飲む。家人にケーキと、自分に晩御飯を買って帰る。ダイエーが店名をイオンフードスタイルに変更したとかいう話だった。ノーノーガールズの7話を見る。オーディション・選考というものにノーを突き付けられ、それでも向き合い立ち上がろうとするやつらを見ているとつい「合格です!」と無責任なことを叫びたくなる。4次審査に臨むちゃんみなの苦悩を思うと吐きそうになった。


2026/03/04 今日 6673
午前在宅。仕事の振り方が下手なやつは何をやっても駄目。しかもそういうやつに限って自分のミスを棚上げにして他責他責で渡っていこうとする。ビジネスに疎い自分でもそれが明らかな泥舟だということぐらいはわかる。こちらからできることといえばそいつとは最低限の接触に抑えることしかない。雨が上がったので洗濯機を回し洗濯物を干す。午後から渋谷での用事に出かける。用事を済ませて帰りに豚とんで小らーめんを食べる。刃牙道を見る。本部以蔵が出てきた。いつの間にか彼のロジックに期待させられているから運び方がうまいのだと思う。
たのまれて放置していた用事をさすがにやってあげないとと思って一時間ぐらいの残業になる。丁寧に頼んでくれる人の依頼を放置しているとさすがに気が咎める。
一張羅を着てスタバに行く。小説を書こうとするが睡魔に襲われる。どうしようもないから『八月の光』を読むのに切り替えるがそれでも眠気が取れず、こういうときにそうするしかないことをする。結局座ったまま30分ぐらい寝た。起きたら頭がスッキリしていたので書くべきことを考え、その内容を思い出す。小説に進捗があったのでよかった。糸口を掴む、内容を膨らませる、構成を考える、これらはそれぞれ違う頭でやることなのだが、しばらくは”糸口を掴む”が必要になることの多いフェーズだと思っている。それで出来事を思い出そうとするのが多くなる。結局記憶だ。小説の進捗があったのでこの日も氷結が解禁される。しばらくはバスケか、小説→飲酒のコースか、平日はそのどちらかに淫していたい。

20260303

日記727

待つ

2026/03/01 一昨日 23313
スタバを13時半すぎに出て吉祥寺に移動する。吉祥寺ですた丼を食べる。すた丼の下北沢店は目に見えて質が下がっていて行くに行けないので良い機会だった。PARCOの音楽ショップで家人と合流。試奏で電子ドラムを叩いてみる。ドチタチドドタチしてハイハット、スネア、バスドラの音色に感動した。東急に移動してスタバのモバイルオーダーでワンモアコーヒーを注文する。地獄のような行列ができていて注文から20分待った。屋上の太陽の広場で、友人Nとその娘と合流。子供がたくさんいて良い場所だった。1歳未満は最年少の部類。私の身なり風体が恐ろしいのか、たびたびハイハイをして芝生の外に出たがった。友人が一計を案じ、白いせんべいの餌付けなどをさせてくれたこともあり、途中から慣れてきて恐くなくなったようだったが、嫌いではあるという大人顔負けのスタンスをとられた。日が傾き始めたタイミングでボードゲームショップに移動する。ヨドバシにも行ったが友人が目当てにしていたゲームは見つからず。荷物を持って歩き回るのに疲れた。公園の入口まで行って日没後の雰囲気をすこしだけ楽しむ。娘は暗くなるとすぐグズり始め、父に寝る態勢をとらせてもらったら15秒も経たずに寝た。吉祥寺から高円寺に移動。10分はやく着いたので余った時間で芥川賞の受賞者コメントと本文最初の2,3行を読む。丑男が漱石の「牛のように図々しく」からペンネームを取っていてフォークナーが好きだというのが印象に残った。方向性がそっちだから当たり前だが同じところを見ている。嬉しいというよりもすこし鼻白んだ。一方、バスケはかなり白熱した。いろいろなところに顔を出しているが、ここが一番バスケ熱があり、バスケ好きの雰囲気が強く出ていて自分好みだ。最後の試合でつりそうになったのをぎりぎり回避できた。例によってめちゃくちゃくたびれたが、川崎住みで車で来ているメンバーの人が世田谷代田まで送ってくれて超ラクチンだった。ありがたい。この人とこの日同乗した人は年も近くてバスケが好きでしょうがないという感じで、コートの内外で雰囲気が良いし、チームのために動くのが自然になっていて、とくに尊敬できるプレーヤーだ。尊敬できるプレーヤーといっしょにプレーできるのはバスケの楽しみのひとつでもあるから、やはりありがたい。ローソンで200円引きになったデミバーグ弁当を買って帰って食べる。


2026/03/02 昨日 18783
朝から出社する。山手線で前日のバスケプレーハイライト動画を見ていたら夢中になって田町まで乗り過ごしてしまった。慌てず騒がず一駅戻る。上のオフィスまで行ってからPCを開くと遅刻になりそうだったのでロビーでログインしてそのままそこで朝礼参加まで済ませた。なんだかわからないがとくに気分が塞ぐ日で、重りをもって歩いているようにどんよりしていた。昼すぎから在宅勤務にするも全然快方に向かわず。気晴らしをしようと狛江のバスケを予約する。二日連続バスケになるのであまり良い考えではないが、それを止めることも難しかった。結局バスケに行ってもその暗さはとれず、足の疲労で動きも制限されるし、俺はなんでここにいるんだろう? という身も蓋もない無駄な疑問に苛まれたりした。しかし汗をたくさんかいて、狛江湯の温冷交代浴でそれを流したことで、いくぶん気分がすっきりした。そのおかげでほんのすこしの寝不足が祟っているのではないか? と正解に近いところにたどり着けたので、帰って家人に作ってもらったひき肉となすの炒めを食べてできるだけ早く寝る。睡眠時間確保のため、翌日午前を在宅勤務に決める。
小説を書こうとすると、気分が落ちるところに自分から近づかないといけなくなる。そうすると、なんで小説なんか書こうとしているんだ馬鹿馬鹿しいという気分にもなる。何度も行って慣れるしかないんだろうが、やはり本質にはちがいない。なんで小説なんか書こうとしているんだ。


2026/03/03 今日 1967
必要よりすこしだけ長く手を触れ合わせることでお互いの好意に気づくというハッピーな夢を見た。睡眠時間短い仮説は当たっていたようで、8時間の睡眠のおかげで、謎の気分の落ち込みから見事回復を遂げる。一日在宅勤務。ある程度仕事をこなし、すこしだけ『八月の光』を読み進める。前日、バスケに行く途中でkindleを開いて歩きながら読んでいたら、ジョーが「嫌だ」という場面で母親の漕ぐ自転車に乗った男の子が「嫌だ」と言っていてその符号がおかしかった。母親の優しい声音の「目薬がんばろうね」に対してすこし考えたのか一瞬の間のあと「嫌だ」と回答していた。母親が「いやだ、か」とウケていたようだったのもよかった。八月の光は陰鬱な場面もわざとのように明晰で、暗い気持ちになるが暗い気分にはならない。こういうことを言うと気持ちと気分がどう違うのか説明するべきなのかもしれないがそんなことはしない。バスケの動画を見る。刃牙道を見る。フィジカルの優位があるんだからもっと格闘以外の面白そうなスポーツをやってみたらいいのにと思った。定時退勤してスタバに行く。これまでの日記を書いてから小説(日記を助走にする)という順序をあらため、小説を書いてから(書けなかった場合でも書こうとしてから)日記を書くという順序にする。この順が正しいという気がする。実際そのおかげですこし進捗があった。

20260301

日記726

ずっまよ(ずっと迷っていきましょうや)

2026/02/28 昨日 17934
家人と遅めのランチでハヌリという韓国料理屋に入る。チーズタッカルビ丼プレートを注文する。焼き石のどんぶりにたっぷりチーズと赤いソースの入ったボリューム満点のチーズタッカルビで、4品の小鉢にサラダバーも付いて、つい残してしまうほどの満腹を提供してくれた。ひとりで入っても満足感があるだろうが、2,3人で入ってわいわい言いながら食べるのが良さそうな韓国のお店という感じだった。満足感が高かったのでまた行きたい。お腹いっぱいになったので腹ごなしに歩いて帰宅。途中ボーナストラックでやっていた卒業制作展示をのぞく。「始点・終点・始展」という好みの展示名だった。のっけから渋谷での展示の紹介と人狼×謎解きのオリジナル?ゲームの紹介があっていろいろと興味を惹かれた。家でアニメ呪術廻戦の日車本格登場回を見る。全体にとてもよかったが、とくに舞台照明は劇的で、タイムリーに感じ入ることができた。日車が初めて呪術をつかう法廷のシーンでいちはやく”ヤバ”さを察知しそろっと捌けようとする助手の動きが面白かった。タリーズ時代の友人が急遽東京にくることになり、飲もうという話がもちあがった。集合場所に原宿を指定していたのだがおみやげの赤福をホテルに忘れたとかで取りに帰ることになったので、柔軟に、集合場所を日比谷に変更する。ミッドタウン前で合流し、高架下をきっちり二周したあと、元祖赤ちょうちん系の古典的な焼き鳥屋に入る。生中が650円したが、せこいサイズのジョッキではなくドイツ人が好みそうなしっかりした形のジョッキだったので、意外と割安かもしれないということを思った。諸般の都合(タッカルビ)により満腹感がとれず、焼き鳥にもほとんど手を付けなかったが、ひとくち食べて質の良い焼き鳥だということがわかった。近況話のなかに2024年のNY行きがあり、写真を見てもらう。友人はアメリカ行きが夢だということでとくに西海岸に行きたいと言っていた。そのほか結婚生活の話などをする。友人にはライブ終わりの妹を回収するというミッションがあったので飲みをそこそこに切り上げて九段下まで移動する。ローソンでカフェラテともちぷよを奢ってもらい、ライブ真っ最中の武道館に移動する。ライブの盛り上がりの音が外まで漏れてきた。終演後、大量の人が吐き出されてきて、その中に友人の妹もいて無事合流。彼女も他の聴衆たちもライブの興奮が冷めやらない様子で、これだけの数にブロードキャストで熱狂を届けるミュージシャンというのはすごいものだと、前世紀的な感想をいだいた。足が疲れたということだったので九段下で解散し、家に帰る。ぼーっとしていて表参道で降りそこねたので渋谷経由で帰る。氷結無糖レモンロング缶を飲みながら帰宅。セブンで買った関西風肉うどんを食べてからもう一度呪術廻戦のアニメをヘッドフォン装着のうえ見る。その後フィギュアスケートがすごいということだったのでyoutubeで見てから寝る。見たかったアリサ・リウの演技は動画にたどり着けず見れずじまいになった。


2026/03/01 今日 3077
8時半すぎに起きる。映画の日なので映画でも見に行こうかと思ったが、気晴らしの映画鑑賞よりも自分の小説だと考え直し、スタバに入る。前日、友人にも小説を書こうとしていることを話すなどして自分にも発破をかけていたのが効いた。周囲に言っていくのが自分の行動を制限する意味でも効果的だ。しかも誰にでも話せる話ではないから、こうやって親しい友人相手に言っていくのがよい。小説執筆用のアイウェアを装着して2時間ぐらいうんうん唸る。すこしだけ進捗した。日記を書いてからスタバを出て吉祥寺に行くことにする。友人Nとその娘に会うためだ。その後、高円寺に行きバスケに参加する予定。ということで13時半にスタバを出る。どこで昼ご飯を食べようか。下北沢か吉祥寺か。

20260228

日記725

シモテハケ

2026/02/27 昨日 12893
TCBのBとまず合流してビールで乾杯。駅前をぐるりと回ってからエキウエ手前の階段で飲む。演劇が終わったらさいちゅうには過大に感じられていたいろいろを冷静に見つめるようになるという話をした。プレーヤー視点ではすごい動きをしているように感じられるが、客観的に見ると良いも悪いも大したことではないというたぐいの、情けないというか心細い話。Nも合流し、氷結無糖レモン4%を買ってミカン入口で飲む。トリキを提案するとやはりテンションが上がるのか即採用される。しかし2階の店も地階の店も満席で入れず。じゃあどうするかとすこし頭を動かす。せっかくなので行ったことのない店に入ろうという話になり、つねに目に入りながら選択肢から自動消去していた鶏ヤローという店に入ってみることに。レモンサワーが100円という破格だった。エビセン、枝豆、キャベツの三択から選べるお通しにエビセンを選択し、唐揚げ10個を注文。若い客の活気のある雰囲気を味わいながら飲むと酒が美味しかった。実際にはレモンサワーがほんのすこし臭い気がして嫌だったのだが折角の機会なので雰囲気に誤魔化されることにした。唐揚げの余り1個に対して、1〜100のあいだで自分の食べたい度数を発表してその数字が高い人が残り一個の唐揚げを手に入れるというゲームをする。自分以外のふたりは「100」と回答。一個だけ残った冷めた唐揚げを「100」で欲しいというふたりは頼もしいやら情けないやら。自分は「70」というどっちつかずの数字になった。たしかな欲望を感じる数字で、これはこれで気持ち悪さがある。お前らには他にやりたいことがないのか? と疑義を呈すると、片方からは「俺にはつねに0か100しかない」というあまりにもデジタルな返答。本人のキャラクターと合致している。もう片方はゲームの眼目を理解していないのか、理解していながらゲームの成立よりも唐揚げの入手を優先したのか、いずれにしても本人のキャラクターとの乖離があり、むしろそこに合致が見られるような込み入った納得があった。梅ヶ丘の羽根木公園まで夜梅を見に行く。現今の目を覆いたくなるような政治やそれを受け入れる風潮についての不満というか恐怖心の話。Bの文筆仕事の話(もっと書評の仕事がほしい、ブログに書評を書くのと媒体に載せるつもりで書くのには書き方がちがってくる)、あとは自分が小説を書くためにもっと時間を使うべきなのに日記を書いて時間が過ぎてしまうという話をした。書けない小説を書こうとするより書ける日記を書けばいいと言われる。まあそうなんだが、そういうことではない。ピースを構築したい。ひとかたまりのブロックをどんと置きたい。下北沢の駅まで見送って帰る。ゆっくり寝る準備をして1時半すぎに寝る。


2026/02/28 今日 4552
9時半に起きて、ゆっくり出かける準備をしてから11時すぎにスタバに入る。エキウエが満席だったのでクラシックのほうに入る。小説について考えて、それなりに良さそうな箱を見つける。構成を考えたりする前にすぐに書き出してしまった。ぐっとこらえて書き続くようにまず構成を考えたほうがいい。書き始めるのはいつもテンションなのだが、書き続けるのに必要なのはテンションを離れた構成のほうだ。冒頭になる部分と冒頭かわからないがどこかに配置できる部分をすこし書いた。日記を書いて13時40分になる。まねきねこでのフルート練習を終えてスタバまできた家人と昼ご飯を食べにいく。

20260227

日記724

夕映え通り

2026/02/24 一昨昨日 6573
スタバを出てから家人と駅前で合流してトリキに行く。家人を待つあいだ20分ぐらいミカンの入口で氷結無糖レモンを飲んでいた。反省というか反芻というか、吸収できるところがたくさんあるはずなので、それらをひとつひとつ俎上に載せて一機アップのキノコよろしく活用しようという肚だった。無理に反省しようとしたり、太郎冠者(猿)のように反省のポーズを取ろうとしたりしなくていいが、もし次があったらこうしようと思うのは、ゲストのような顔をしてそこにいる時間をごく最初のうちで終わらせて、ホストのように振る舞う時間を多くするよう心がけるべしということだ。もしそれで失敗したとしても勉強にはなる。ゲストのように引いた姿勢でおとなしくする練習はもうやり尽くしていて、それは達意の域、経験値もカンストしている。


2026/02/25 一昨日 10295
午前在宅勤務。午後休を取って狛江湯に行く。温冷交代浴で神経をゆるめられた。脱衣所で服を着ているタイミングでおじさんに「かっこいいね」と親指を立てられる。オーラ消すの忘れてたか? と一瞬焦ったが(褒められていないことによる狼狽)、洋服を褒められたのだと気づき恥ずかしくなった。松の家でダブルロースカツ定食を食べる。帰宅して30分間の昼寝。夕方から勝どきの第一生命ホールまでクラシックコンサートに出かける。演目はメンデルスゾーン、モーツァルトのフルート協奏曲、ビゼーの交響曲、アンコールにはアルルの女のアダージョがかかった。去年のヴァイオリンソロがひとり立ち向かうような立ち方だとすれば、今年のフルートは受けたり流したりするような柔軟な立ち方で、そのちがいが面白かった。こうやって聞くとやっぱり音楽はいいものだ。ただし、演奏中に子供がおしゃべりしていたり、ソロで息継ぎの息遣いの音が聞こえるような張り詰めたなかで咳をするおばさんがいたり、音楽の外にあるお邪魔が気になった。演奏主体やほかの聴者の邪魔をするぐらいならその席を空けておいてほしいものだ。帰りに勝どき駅近くのチェーンイタリア料理店に行こうと思ったが満席だったので、仕方なくなか卯で親子丼を食べた。翌日はものすごく早起きになるのでなるべく早く帰ってできるだけすぐ寝る。


2026/02/26 昨日 26689
朝5時起きで東京駅6時20分発のバスに乗り込む。よっぽどトロトロ行ってやろうかと思ったが、コミュニケーショントラブルが発生したらしく、至急対応が必要になったので、時間通り現地に入っていてよかった。施設の主的存在とコミュニケーションを取ったりしながら工事の進捗を報告する。なんとか午前中に完了した。蕎麦やに行ってとじそばとミニ天丼を注文する。そのほか仕事の調整をちょこまかとこなし、バスケに行くためには出なければいけない時間になんとか飛び出す。館山駅から海まで歩き、今回の稽古で学んだ発声練習をして喉を開いてから、海に向かって大声でセリフを言った。なんとなくそこに弔いの気配が漂ったのは、夕日になりかけの傾いた太陽が差してきたのと、干上がった砂浜に大きな魚の死体を見つけたのと、強風で椰子の木に激突させられたのか海沿いの道端に雀の死体を見つけたのが影響したかもしれない。とにかく、終わった演劇作品のセリフを言うと変な感慨が湧くということがわかった。
館山駅前のスペースでクレープを食べてからバスタ新宿行きのバスに乗り込む。乗る前に危惧していたとおり渋滞に引っかかった。とろとろ走る時間が長かったにしては遅れは15分で収まり、バスケ参加にはほとんど支障が出なかった。荷物を減らすためボールを持っていかなかったのでシューティングの時間はなくてもよかったのでそれを考えるとピッタリの時間になった。この日も調子よくプレーできたが、活動限界を超えて動いた感じがあり、帰りの電車内ではかつてないほどヘロヘロになった。帰ってすぐシャワーを浴びてできるだけすぐ寝た。23時半。


2026/02/27 今日 4038
朝から大手町で用事。終わってから代々木上原駅の中華で昼ご飯。ご飯大盛りに100円かかるようになっていた。それでも美味いしお得感はまだある。帰って刃牙道と前日のバスケのプレー動画を見る。日記を書く。電話がかかってきて内容について予想できたので「はいそうです」とか答えていたら全然そうではなかったので火消しに失敗。ボヤ騒ぎが持ち上がる。電話で詰められるのが30分にもおよんだ。よくそんな体力あるなと感心させられた。はっきり言ってばかばかしいが、適当に話をしているだけで時給が発生するのと、ラクな姿勢で申し訳なさそうに反省の弁を述べるシチュエーションが面白かったので、そこまでストレスがかからず。しかしバスケの予定があったりした日にはめちゃイラつくのだろうから、何事にもタイミングがあるということか。この日は「本当に申し訳ないと思ってます?」を一回しか言われなかった。演技力・表現力が向上した可能性がある。1時間残業してからTCBのメンツで下北飲み。興が乗れば梅など見に行くかも。

日記730

行く春 2026/03/06 一昨日 7071 映画『Wicked』を見る。主役と端役との扱いの違いについて、いかにも自然に差をつける演出方法で、「善の中にも悪があり、悪の中にも善がある。そしてそれらは良いことでもあるし悪いことでもある」というようなすこし...