20260608

日記767

水芭蕉の花が咲いている


2026/06/04 五日前 21101
新宿の三角広場まで生活の楽しみ展を見に行く。MOTHER2のグッズやサンパチマイクのコーナー、毎日更新壁漫画など目を引くものはたくさんあったが、目的としていたプレゼント探しは良いものが見つからず。家人と合流する前に見て回っているときに糸井重里を見た。筋肉質というのではないが予想年齢から想像するよりもかなり姿勢がよかったのが印象的だった。
急遽バスケに行くことに予定変更して、家人に持ってきてもらったバスケの用意を持って中井に移動する。都営大江戸線の都庁前駅が近かったので時間ぴったりに着くことができた。脚の疲れは想定していた通りだったが想定していた以上ではなかったのでまあなんとかなった。ぜえぜえはあはあ言うぐらい走り回って楽しかった。新宿で用事を済ませた家人と再合流し、最寄りでアルを買って飲んで帰る。家人はノンアルを買っていた。


2026/06/05 四日前 8717
午前在宅勤務。午後から出社する。定時すこし過ぎまで働いてからニューマン高輪で手土産の買い物をする。帰宅後、家人がご飯を作るというので作ってもらった料理を食べる。翌朝旅行で出発が早いのと3日家を空けるのに料理もないだろうと思ったのだが、ささみと大葉の餃子皮チーズ焼きは美味しかった。早めに寝ようと心がけて結局24時就寝になった。


2026/06/06 一昨昨日 15324
バスタ新宿を7時5分発のバスに乗り込んで一路高山へ。土曜日の渋滞ということで都合1時間押した。PrimeVideoでNBAファイナルを見ようとするもトンネルを通るたびに電波が途切れてあまりきちんと観戦できなかった。結果はニックスが2勝目をあげた。到着するやいなや迎えに来てくれていた家人の友人夫妻(と赤子)の車に乗り込み、白川郷へ移動した。夫同士は初対面になるのだが、向こうの夫が世慣れた趣味人風の人でなおかつわかりやすく人当たりがよかったので、尋問のような会話や全き沈黙にならずに済んだ。女同士は自分たちのペースで生後4か月の赤子関連の話をしていた。ところどころ耳を引く話がさしはさまれ、とくに赤子登場場面の話は強烈で、前方の席をよいタイミングで巻き込んでの会話シーンになった。
白川郷では若干の暑気はあるものの充分許容範囲で全体としてとてもよい散策になった。高所恐怖のため吊り橋を渡ることはできないと宣言した女がいたが、実際に吊り橋の近くまできたところ、これなら行けそうと挑戦心を起こしていた。結局は途中で吊り橋が揺れ、やっぱ無理となって引き返していた。渡れる人たちだけで渡ろうとなって渡っていって、渡った先にはとくに何もなかったのでそのまま引き返してきた。ただ待っているというのがきまり悪かったのかわりと先の方まで歩き進んでいたようで、引き返してきたところを合流した。着眼点というか視線を向ける先がややユニークなのか、タイミングというかリズムが特異なのかわからないが、「東京は住む場所ではない」、「東京には居るだけで具合悪くなる」という比較的よくある意見の根拠とする「こんな場面に遭遇した」という具体例が面白かった。いわく、「女の人同士が怒号の浴びせあいレベルの罵り合いをしていた」「おじいさんが借金取りに泣きながら電話していた」という、どちらも聞いたことはあっても見たことはない場面で、もしかすると自分はそういうものには無意識にフィルターをかけて目に入っても見えていない状態を作っているのではないかと思わされた。言うまでもなく東京で暮らすにあたっては自分のフィルターのほうが適していて、見ているだけでくらうような場面に出くわしてしまうのは東京生活に向いていないと思うが、何かを書いたり、見たものについて話したりするためには向こうの視線のほうが合っているのではないかということも思った。
ホテルまで送り届けてもらい、チェックインして荷物を置いてから高山の街に繰り出す。川の前で思い思いの時を過ごす人たちの様子を見ながらビールを飲んだ。鴨川よりぎゅうぎゅうしていなくてのびのびした気持ちになりやすい。味蔵というJAがやっているという焼肉屋をおすすめされたので足を運ぶが予約・事前整理券でいっぱいなので入れなかった。翌日に回すことにして近くの八角亭という飲み屋に飛び込む。2階席の座敷が貸し切り状態でかなりしっぽり飲むことができて旅の満足感が充足された。うっかり飛騨牛のすき焼きに刺盛り2人前を注文してしまったが、日本酒を3杯飲んで1万円すこしの会計で済んだ。けっして安くはないが、座敷をふたりじめして、差向いで日本酒を飲む体験にかかる代金として、東京では考えられないリーズナブルプライスなのでそれも嬉しかった。
ホテルに帰って温泉に入る。漫画コーナーにある漫画を部屋で読めるということだったので2泊の滞在中にハイキューの白鳥沢戦を読むことにする。


2026/06/07 一昨日 7299
朝起きて準備をして10時過ぎから宮川朝市をチラ見する。友人夫妻の車で千光寺まで連れて行ってもらった。両面宿儺のゆかりということで目的地として白羽の矢が立ったわけだが、円光という人の作になる一刀彫の宿儺像ほか木像を拝観した。今でこそ”仏像というものはこういうものだ”というイメージがあるが、そういうものを持たない人が作った木像という感じで、その分だけ実際に作者があってその人がこれを作ったんだなという感触を多く残す作品だと思った。絵でいうと絵筆のタッチがはっきりわかる系の絵というか、こうやって彫ったんだなというのと、これはここで完成としたんだなという意図の面が意識されやすかった。前の職場の知り合いという住職に会うところにも居合わせることができた。年若い住職の「ああそうですか」という万能の返事が炸裂していた。文字に換えた言葉に説得力はないし、こうして書くといかにも生返事だが、こちらの意をしっかり受け止めてくれたという想像が働くような言い方だった。それでいて実際のところ、よいわるいという価値判断の片鱗も残さない隙もなければ実体もないような言葉遣いなので、無敵に近い返事だと思った。「ようきてくださいました」とも言っていた。何も返す言葉はないので、こちらはただ頭を下げることしかできない。精神的な後ろ盾のある宗教者はやっぱりつよいなと思った。二重まぶたで目力のつよい目元はしかしあくまでも涼しげで、それを強調するかのようなリムレスの眼鏡がよく似合っていた。自分を演出する方向が自分にも他人にもはっきりしているというのがお洒落の条件だとするなら、とてもお洒落な住職だと思った。袈裟も当然のように似合っていた。
下山して菜の花というお店で定食をいただく。なんと友人たちのはからいで結婚祝いのチーズケーキを用意してくれていた。ご飯もおいしければチーズケーキもおいしくて本当に感動してしまうぐらい嬉しかった。雨が降り出したが車があれば何のその、飛騨産業の家具展示を見に行く。自由にゆっくり椅子を見させてもらい、併設の「椅子と珈琲」あるいは「珈琲と椅子」というカフェでお茶をする。まさに建設中の家について施工計画書や間取りを見せてもらいながら考慮ポイントをレクチャーしてもらった。お金がネックになって自分は家を建てるつもりはないが、人が考えたり頭を悩ませた話を聞くのは面白い。車で味蔵まで送り届けてもらう。今回の高山旅行は本当におんぶにだっこで、とてもお世話になった。高山は良いところだというのは疑い得ないし、いつかまた行きたい。できれば近いうちに。
この日、味蔵で飛騨牛の美味しさを目の当たりにして自分は驚いた。しかしこのタイミングで胃腸の調子がわるかった家人はあまり肉を食べられず。途中の商店街で見かけたラーメン・焼きそば屋で夜食用にと焼きそばを買って帰った。これも量が多くて美味かった。


2026/06/08 昨日 20510
チェックアウトして陣屋前朝市へ。10時半のバスに乗って新宿へ戻る。SAでパンを買って食べたり、牧成舎の牛乳やヨーグルトを食べたり、豚すき焼き弁当を買って食べたりする。6時間弱の移動時間は『風に吹きはらわれてしまわないように』を読んだり寝たりして過ごす。
新宿に着いてそのまますぐ小田急に乗り換えて帰宅。下北のくら寿司に行く。予想に反して結構値段面で頑張っていてそれなりに美味しかった。トレファクで緑のポロシャツを買う。家人が持ってきたやつでほぼ一目惚れだったのだがレジを通した直後に直感が走り、その直感が間違いどころか大正解だということに遅れて気がついてしまった。それはセブンイレブンのユニフォームそっくりというもので、そのままそれを着てバスケのために狛江に行ったのだが、セブンで水を買うときに店員はじめ客があれ?という顔をしていたような気がする。バスケは好調でかなり動き回ったがそこまで疲れなかった。1時間30分前にしっかり寿司を食べてエネルギー切れをしなかったこと、プレーする前に腕立てをして準備運動がきちんとできていたことが大きいと思われる。狛江湯で温冷交代浴をしてぷらったでコーヒー豆を買って帰る。ひやむぎとソイプロテインを摂って24時頃に寝る。


2026/06/09 今日 5568
朝から出社。打ち合わせに出て昼すぎに帰る。NBAファイナルはスパーズがMSGで1勝目をあげて2-1に戻した。昼寝をして旅行の疲れとバスケの疲れをとる。プレゼントにROTOTOのソックスを購入し、奈良に送る手配をする。スタバに行って『風に吹きはらわれてしまわないように』を読み終える。退屈しなかったがこの作家の作品をもっと読まないとという切迫感は生まれなかった。小説を退屈しのぎで読むわけではないのでそれでは要件を満たさない。
スタバ店内で演劇祭で一緒に舞台に立ったYさんを見かけたのでかるく挨拶をする。こういう挨拶をさらっと、でもそれなりにきっちりできるようになりたいが、たぶんそういう日は来ないだろう。喉元過ぎれば熱さを忘れるわけで。日記を書く。Yさんが帰られる。日記を書き終わる。家人が料理を作ってくれているというので急いで帰宅。

20260604

日記766

asap

2026/06/03 昨日 4499
スタバを出てから予定通りミカンの入口で酒を飲む。友達と外飲みするのがいつも楽しいと思っていたのだが、その楽しさの中から友達というファクターを除いたところまだ楽しいということに気づいてからはひとり外飲みが増えてしまっている。ひと昔前は井の頭公園を歩きながらの歩き飲みだったので歩き疲れたら終わりの合図になったものだが、いまは腰掛けて飲んでいるのでいつまででも飲めそうだ。とはいえこの気候の良さのなかでも一缶以上飲み続けたことはないが。
帰宅したら豚肉で厚揚げを巻いた料理とキャロットラペとほうれん草のソテーのワンプレートご飯が用意されており、おいしく食べさせてもらった。『違国日記』を見る。早めに23時ごろ寝た。


2026/06/04 今日 4504
午前在宅。寝ても寝ても眠い。NBAプレーオフファイナル第1戦を見届ける。昼ご飯を食べて昼すぎから出社。
出社した勢いで片付けようと思っていた仕事を半分片付ける。のこった半分はもうずっとのこっている積み残しタスクだ。何もしないから手を離れていかない。新宿で買い物の用事があるので一時間ほど早く退ける。

20260603

日記765

入口をさがせ

2026/06/01 一昨日 9583
たぶん21時すぎにスタバを出て、夜ご飯を何にしようかと下北の街をさまよう。最初の候補にあった"しずる"という定食屋に入ろうとしたところ、音量内容ともにうるさい感じの中年男女の四人組が我先にと階段を上っていったので、鬱陶しい気分になって入店するのをやめた。その後ダイエーに行ってみるが気の利いた弁当類は払底で、買って帰って食べるというチョイスも潰える。しかしとにかく腹が減っていたので吉野家に行った。唐揚げ定食でご飯大盛り✕2を食べる。帰ってから『違国日記』を見る。


2026/06/02 昨日 14700
一日在宅勤務。台風が近づいているということでリモート推奨になっていた。仕事の進捗はあまりない。PrimeVideoでスパイダーノワールを見る。白黒にして3話まで見たが面白いとは言えない。最初から集中して見ていないのでこの感じで見るとどんな作品でも面白いとは言えないというだけの話かもしれない。映画やドラマを見て「面白くなかった」と評する友人の意見を鵜呑みにできないと思うのは、彼に集中して作品を見る能力が備わっていないと思うからだ。失ったのかもともと持っていなかったのかはわからないが、とにかく、半覚半睡状態だと味ではなく刺激で評価することになってしまう。やはりどんな作品でもそれを味読するためには睡眠時間の確保が絶対条件になる。
定時退勤し狛江までバスケに出かける。駅ホームと電車内で『機械カニバリズム』を読み、駅からの徒歩移動で『吾輩は猫である』の朗読を聞く。きちんと二日の休養を挟んだのでバスケでは身体が不足なく動いた。1時間前におにぎりを食べてエネルギーを補給したのも効いていた。プレーの外の部分で意識したり考えたりすることが増えている。無理が効かない以上、無理しないやり方をとるしかない。この日はとくに満足いくプレー内容だったので疲れながらも張り切って帰路につく。自分より大きい相手に押し込まれてやられたりもしたが、小さい立場から逆にスピードやタイミングで翻弄できたりもして、普段の立ち位置からは味わえない楽しさがあった。
業務スーパーで冷凍豚肉とキムチを買った。最寄り駅のローソンでスパゲッティとレトルトソース、氷結無糖7%500のGFと翌日朝食用のバランスサポートブレッドバナナ味を買って帰る。パスタを茹でて食べた。『違国日記』を見る。ある意味で概念化されたともいえるほど抽象的に結晶化された「離別」とそれにまつわる感情を見るといつも、やるせない気持ちが復活する。サニーボーイの「少年と海」の回もそうだった。


2026/06/03 今日 2534
一日在宅勤務。この日は台風が通過していった。予定していた出張はキャンセルになった。仕事のなかにやる気がおきないでずっと後回しにしているタスクがある。忘れてはいけないので忘れないようにはしていて、確実に無駄な認知負荷になっている。それでも片付けてしまわないのはなぜだろう。不合理で非合理だ。ただの仕事なのでそういう気分を楽しむという要素もないから完全なナンセンスだ。完全なナンセンスとかいうとそういう気分が首をもたげる感じだがそういうのでもない。わるい意味で無意味な、ただの認知負荷だ。ほかの重要なことのやる気にも影響する。
すこしの昼寝をして降って湧いたタスクを片付けて定時退勤。台風一過ですっかり天気が良くなった道を歩いてスタバに行く。気温もロンTを着れるぐらい涼しくて最高だ。『風に吹きさらわれてしまわないうように』を読む。向かいの席に座った男女(元恋人で今はただの同居人?)が、低温ながらところどころ甲高いトーンの笑いが挟まれるちょっとこわい喧嘩をしていて読書の集中を妨げようとしてくる。「小説よりもこっちのほうが現実で面白いだろう」というのが彼らの隠された(彼ら自身からも隠された)主張だが、残念ながらそうはならなかった。日記を書く。20時前にスタバを出て酒を飲みに出る。

20260601

日記764

五人組

2026/05/29 一昨昨日 12003
午前在宅勤務。家人の所属する吹奏楽団の演奏を聴きに行くため午後休をとる。演奏会の開演は定時退勤後でも間に合う時間なのだが、音楽は、とくにクラシックの音楽演奏会は完全な休養後に聴くことで最大限感受できるようになるので、それを見込んで昼間は休息をとることにした。そういうわけで荻窪のなごみの湯に行く。岩盤浴の種類も充実していて都会のオアシスとしての高い機能を実感したが、5Fの漫画コーナーに見込んでいたDBが置いていなかった。そんなはずはないと館内中探し回ってB1Fにも漫画コーナーがあることを突き止め、首尾よくフリーザ編をクライマックスバトルまで読むことに成功した。なごみの湯はリピートすることに決めたので、焦ってDBを読み進める必要もなく、ゆったりとした時間を過ごすことができた。満杯だったのと開演時間の関係で使えなかったが、外気浴エリアは空を見ながら中央線の通る音が聞こえてくる抜群の立地で、普段は都会の喧騒の中心として聞こえてくる電車の音を高くてすこし遠いところからぼーっと聞けるのはうっすらと優越感も感じられて最高の気分だろうなと思った。
友人のA氏と中野ZEROホールで集合して演奏会を聴く。わかりやすいというか取っつきやすい曲目だったのと、音の力強さ。あとは家人をはじめとする演奏者の頑張りと指揮者の気分の昂揚が見えやすい最前列の席だというのもあって、これまでに聴いてきた演奏会のなかでも指折りの出来だった。シーオブウィズダムという曲が一番よかった。
演奏会がはねたあとは友人A氏と中野駅を北口まで移動し、ビール工房というビアバーで飲み放題にしてビールを飲む。飲み放題60分間で4杯、時間後にエクストラ1杯という大人の注文の仕方で、数多いビールの種類とあっちこっちに移り変わる会話を楽しんだ。A氏は気のおけない友人たちと毎月読書会をしていて、そこに今度ゲスト参加させてもらうことになった。6月の課題本はリチャード・ブローティガンの『風に吹きはらわれてしまわないように』。これまで読んだことのない作家なので読むきっかけにもなって嬉しい。ノリがよいとも言えず、踏み込み方がわからないでまごまごする時間が発生するという課題が自分にはあるが、とりあえずは自分にできるかぎりぐいぐいと踏み込んでいきたいと思っている。迷惑をかけないように、とは思わないように。飲みながら、最近見つけた持論「読む人は書く人を目指すものだ」というのをぶつけてみたところ、一旦同意してもらえた。何を書くのかということについて自分は小説しか考えていなかったが、そのほかにもいろいろあるという当たり前のことに気がついた。何かを書くとして、その先には何を書くのかという問いがある。言うまでもなく当たり前のことなのだがそういうこともわからなくなる。当然こうだろうという思い込みがあるからだ。読むことは書くことを目指すことだとして、何を書くことを目指すのか、そもそも読むこととは何を読むことを指すのか。小説以外にない、とは言えないが、読むと言ったらやはり小説ではないか。たまたま次回の課題本が小説なのも自説にとっては好都合だ。
新宿駅で小田急の急行に乗り込むA氏を見送ったあと、打ち上げ終わりの家人と合流。小田急の各駅停車で帰る。


2026/05/30 一昨日 18890
朝起きて家で『ラトゥールの取説』を読む。昼ごはんを食べたあと、BSでやっていたJリーグのプレーオフを見る。大迫が半端ない活躍をして5-0で神戸が鹿島アントラーズを打ち砕いていた。サニーボーイの10話『少年と海』を見る。高円寺に移動してバスケをする。前回のバスケから充分な日数(3日間)を空けたので足の痛みなくやれたが、背中の張りは違和感として残っている。体力的にも満足いくパフォーマンスとは言えなかった。この日のプレーを動画で見直しても走り方がよたよたしていて、ちょっと前(去年12月頃)のような、キレとは言わないが活きのよさが感じられず。体力を残して動こうという発想を止めて、動けなくなったらそれまでと腹を括って全力プレーを心がけたほうが良いのかもしれないと思った。帰宅後、電車内でも止まらなかった滂沱の汗を流しがてらリカバリーを心がける。ビールを飲みオリジンの弁当を食べて、寝てしまおうとしたところで大学時代の友人Tから今夜のCL決勝をリアルタイムで見るつもりだというラインが届く。日曜夜のキックオフだと勘違いしていたことに気がつき、あわてて調布まで移動する。シアタス調布での映画館パブリックビューイングを見るためだ。アーセナルのユニフォームを着た同志が終電近くの時間帯に続々映画館に集結する姿を見られて、それだけで一定の満足感と感慨があった。しかしあくまでも目標は優勝だと気を引き締め直して観戦に臨む。
結果は20年前と同じく準優勝に終わった。しかし20年前とは違いGKの退場もなく、先制点を奪ったあと逆転を許すことなく、無敗のままPK戦で優勝を逃すということになり、アーセナル史上で優勝に最接近したチームだと言える。プレミアリーグは優勝しているわけだしCL決勝まで勝ち進んだ実力が無くなってしまうわけではないので、来年に期待したい。
映画館を出たのが4時半頃で、すでに朝日が上って明るかった。松屋で牛めしつゆ抜きを食べて始発で帰る。5時5分調布発の新宿行き特急は座席が埋まるほどの乗車率があった。また来年。


2026/05/31 昨日 9541
13時に起きる。『家庭料理という戦場』を一気に読み終える。家人と15時過ぎに出かけて線路祭を見に行く。東北沢駅からスタートし、リロードにあるADRIFTというライブハウス内に無料入場し、お菓子祭りをのぞく。ほぼ建物だけを見てリロードを歩き抜ける。家人がリクエストしたカレー屋に入る。自分はパキスタン無水カレーが美味しかったが、家人が注文したスパイスカレーはそんなだったらしく、外食のメニューに対してめずらしく不満を表明していた。
図書館で2冊返却し、2冊貸出する。『風に吹きはらわれてしまわないように』『機械カニバリズム』。下北カレッジを5Fまで内部公開していたので興味本位で内部を見て回る。やはり5Fのバルコニーがとてもよかった。普段目にすることのない高いところから住んでいる街を見ると目先が変わって街がその表情を変えるようにも思える。ボーナストラックに到着したのが17時半すぎになり、ビールフェスはまだやっているように見えたもののそれ以外のイベントは終わっていた。家人がサンカツでビールを注文、自分は日本代表のサッカーを見るとき用に一番搾りを買って帰る。
違国日記の4話を見て、予定通り19時半からサッカーを見る。この週末にサッカーを3試合見たが、一番熱心にサッカーを見ていた頃からサッカーが変化しているのを感じる。とくに守備の戦術レベルが高くなっていてその分だけ攻撃のファンタジーが減っている。ドリブルなどの個人技がチーム戦術に組み込まれて合理的になっているのも、見た目のファンタジー減少に一役買ってしまっている。しかし一番大きいのはVARで、それありきにプレーする選手にも、それありきで見ている自分の見方にもファンタジー要素を解体する合理性が忍び込んでいる。VARの出始めにはこんなふうに夢がしぼんでいくとは想像していなかった。爆発する感情に水を差すあのジェスチャーや、ゴール取り消し。PK取り消しやPK獲得。サッカーを見終わったあとやることがなくなったので早めに寝る準備をして早めに寝る。
この週末の朝から昼にかけて、たぶん午前中だったと思うが、鳥の鳴く声がよく聞こえた。家にいて鳥の声を聞くともなく聞くのは、べつに面白くもなければ楽しくもないことだが、なんとなく心地よいものだ。


2026/06/01 今日 6773
午前休をキャンセルして朝から出社。対面でコミュニケーションと確認事項の整理をして昼から在宅に切り替える。昼ごはんは蕎麦を食べる。30分の昼寝。柿谷関連の動画をいくつか見る。定時退勤してスタバへ行く。『風に吹きはらわれてしまわないように』を読む。日記を書く。この日は朝にも昼寝のときにもたくさん夢を見た気がするが、内容を忘れてしまって書けない。まだうっすら奥に残っているような感じがする分、もったいなさを感じる。

20260528

日記763

メイザフォースビーウィズユー


2026/05/27 昨日 7736
スタバを出たあとミカンの入口で飲んでいたら陽気にすぎるほど陽気でご機嫌にすぎるほどご機嫌な若者が話しかけてきた。「奥さんに怒られたことありますか?」「ありますけど」つまらない返事にうんざりしたように要領を得ない英語で何事かを呟きながらその場から離れていった。図らずも残された身になり、自分の何がいけなかったのか、奥さんを怒らせてわるかったな、などとしないでもいい反省をする羽目になった。帰るころにふと見ると、その若者はべつのおじさんと一緒に道端に寝転がりながら何事かを話し込んでいて、そのおじさんは何事か面白い回答を与えられたのだろうかとすこし気になりつつもダイエーで買い物を済ませて帰宅した。嘘。その頃にはもう全然気にならなかった。そんなに若者でもなかったし。どちらかというとおじさん寄りで、そうするとこの話には別個のおじさんが三人も登場することになる。
帰ってから『違国日記』を見る。Vが寝室で硬くなっているのを発見し、いい加減なことをするなと怒りを発したら売り言葉に買い言葉で嫌なことを言われる。「生き物じゃないんだから」。それはそうだ。しかし、だから大事に扱わないとダメだというのが自分の主張。そうしないとそのぶんだけ輪郭がうすくなる。別にそれでいいじゃんと言うことはできるが、そう言うことで失うものはある。三者の紐帯は簡単にほどけていってしまう。自分はそれが恐ろしい。


2026/05/28 今日 4935
午前在宅。午後から出社。打ち合わせに駆り出されたかたちでそれだけでも面倒なのに、ゴタゴタと鬱陶しいことを抜かされる。当然ハイハイと聞き流すのだが、聞き流しながらも考えるべきことは発生するので感情面を完全にオフにすることもできず、非常に手間だ。あたらしい同僚にも理解があるのでそれが救いではある。定時後に打ち合わせを設定されそうになるが予定があると断り定時退勤。定時後も付き合ってはいられない。
小田急の各停に乗ってバスケのプレー動画を見ていたら、ぞろぞろと人が降りるので下北沢についたと勘違いして降りたら東北沢だった。仕方ないなと歩いてクラシックのほうのスタバに行く。途中リロードあたりを散歩する犬を複数見られたのでケガの功名ということにしておく。『ラトゥールの取説』を読む。近代とは何か、の章まで読んだ。例示も不適というか、一部分で全体を表そうとしているようで恣意的な印象がつよい。ドメインのように大文字でREP REF MET FICなどと言い出したところは内容のうすいただの羅列に見える。ラトゥールは道具扱いされているのだろう。割り切るのはべつにいいけど、割り切れないところを指し示すのにこうやって割り切ったことをするのはどう捉えるべきなのかスタンスをとりづらい。

20260527

日記762

迷いの中にある


2026/05/26 昨日 17077
朝から出社。昼に帰宅し在宅勤務。自分に課していた分の昼寝をする。先週からの積み残しタスクは積んだまま定時退勤。狛江までバスケに行く。途中の電車内で読書をする。勤務時間中に読むのがどう考えても有限なLifetimeの有効活用となるはずなのだが、どうしてもページを進めることができない。チャットの通知音を内心で待機しながら深い集中をすることはできず、自分の読書は深い集中を要するものばかりだからそこに構造的な困難があるといえる。無視してやりたい気持ちはあるけど完全無視できるほど心が強くないのも問題だ。逆に浅い集中で済む読書を進めるという手もあるが、アカデミックな何かを得たいわけでもなんでもないのでそもそもそんな読書をする意味を見出だせない。それに活字中毒でもなければ本好きでもない。バーッと字を読んで理解できる本を読んで何かを読んだことにする、そんなナンセンスな活動をするぐらいなら寝るほうが価値が高い。
この日のバスケは日を開けたおかげで調子よく動き回れてだいぶ楽しかった。次のバスケまでもさらに日を開ける予定なので次もまた楽しみだ。問題はこの楽しさに味をしめてもっとバスケをと思ってあいだにべつのバスケの予定を詰めるところにある。今度ばかりはそれもするまい。
バスケから帰って違国日記を見る。「人が自分に向かって何を言って何を言わなかったかを書いてみろ」というのは面白いアドバイスだと思った。言ったことを書くのではなく言わなかったことを書くというのは最初から何かしら言うことのあたりがついているということでそのあたりのつけ方に自分の考えが現れるということなのだと思う。「起こったことと起こらなかったことを書け」というふうに変換すると、その人にとっての小説にもなるのではないかと思う。起こらなかったことを書くということの頓知のような面白さ(たとえば「透明を描く」のような)。ノートの罫線が砂漠になる感覚はペンを握る人にはおなじみのもので、そこから適当に引きつけるとテキストエディタの点滅する『|』も似たニュアンスを持つ。無意味に一定な一定のリズム。そういえば女王同士の会話のシーンで使われていたカフェがタリーズだった。何店かまで分かればと思って目を凝らしたがわからなかった。



2026/05/27 今日 4893
午前在宅。ぐっすり長めに眠れた。やっぱり8時間寝ると調子が良い。昼から出社。社内外の定例会議に参加したり小忙しくして1時間の残業になった。帰りラクタグでオーラリーのポロシャツを見かけて試着する。そのまま買おうかと魔が差したわけだが、明日も同じ気持ちなら買おうという賢明な保留戦略を採り事なきを得る。帰りの山手線車内でメルカリをみたらもっと安い値段で複数出品されていた。そうなると話が変わってきて、安いのを買おう、ではなく買うのを止めよう、となる。世の常だと思う。井の頭線渋谷駅がもっとも混む時間帯に乗車することになった。たんぱく質を見込んでいつものブリュードではなくラテを飲む。『ラトゥールの取説』を読む。日記を書いて20時半にスタバを出る。

20260525

日記761

シティローカル

2026/05/23 一昨日 22240
朝起きてから一日家にいる。NBAのカンファレンスファイナルのOKC-スパーズを見る。ウェンビーがいるのでスパーズを応援したい気持ちはあるが、先にプレミアを見ている身からするとチーム名の”スパーズ”がどうしても受け付けられず。しかし判官贔屓からか気がつけば負けているスパーズを応援していた。続けてBリーグのファイナル琉球-長崎を見る。NBAのOF効率に目が慣らされるとやや塩辛い。さらに続けて大相撲を見る。しかしこのまま自分のことをやらずに観戦だけしていてもつまらないと思ったので、18時からのバスケにもかかわらず15時半すぎに家を出る。案の定というか半ば以上予想した通りスタバが満席だったので泣く泣くそのまま新宿へ。どこに入る当てもないまま電車を乗り換えて中井まで。適当な喫茶店が見つからず、肌寒いなかバス停ベンチに座り『ラトゥールの取説』を読む。17時半ごろ結び近くになったのでNHKプラスを再生して優勝決定の行方を見守る。伯ノ富士が霧島を破って優勝の行方がもつれることになった。この日のメインとなったバスケではほぼ2週連続で2日おきにバスケをしている疲労から思ったように足が動かず、不満足な内容になった。3時間のうち最後の1時間は疲労を感じる能力が鈍り始めたのでかえってたくさん動きまわることができた。しかしこのやり方を続けていては明らかにオーバーワークで楽しいよりも疲れるが勝つので、2日後と4日後のバスケ予定をキャンセルする。くたくたになりながらも身体がくたくたになったときにしか味わえない特有の満足感があるのでそれを味わいつつ、最寄り駅に戻って氷結を飲む。オーケストラの練習と飲み会を終えた家人と駅前で合流して家に帰る。


2026/05/24 昨日 16226
10時過ぎから出かけてスタバに行く。『ラトゥールの取説』を読む。フルートの練習を終えた家人と12時に下北で合流。代々木上原から歩いて20分のスタジオまで行って食事会で着る貸衣裳の見積をもらいに行く。予算を30%以上オーバーしているのでどうしましょうかなのだが別候補も探してくれているのは家人のほうなので却下するにしても無碍にそうするわけにもいかない。食事会の日取りは決めたのであまり悠長なことも言っていられず、よりよいやり方、よりよい候補があるのなら早めに検討していかないと予算オーバーを許容するしかなくなる。やはり衣装にこれというものを見つけられるかがポイントになる。その部分を妥協しては何のための貸衣裳なのかと前提が崩れるので、決めるにしても当たりを付けておきたい。選ぶのは自分ではないが。
帰りは幡ヶ谷の方面へ抜ける。東京ローカルのお洒落な街なみを散歩しつつ、東北沢まで戻る。この日はバスケがないので酒を飲みながら道を歩けるのが嬉しかった。途中、大きな公園で学童の野球大会が催されているのをチラ見する。この日も家人に毎度の内弁慶コメントを咎められた。ある程度の量の会話をしているとこの手の指摘なしには済まない。自分の矮人的攻撃性が嫌になる。反省の弁を述べてからリロードの明天好好で豆花を食べる。ノジマで一番安いバリカンを2000円で買う。色々検討して高いやつは10000円以上したのだが、あいだをとってというセコいことをせず、堂々と一番安いものをレジに持っていけたので満足感のある買い物になった。
大相撲千秋楽。若隆景と霧島はともに危なげなく相手をしりぞけ、優勝決定戦になった。若隆景がめったに見ないほど抜群の立ち合いで一気に霧島を押し出し優勝を手に。優勝決定して支度部屋に戻ったときに若元春からの力強い握手があってそれがとても美しく良かったのだが、そのときの若元春の笑顔が純度100の喜びではなく、むしろ微妙な表情寄りの笑顔に見えたのが尚のこと良かった。兄として悔しさがないと言ったら嘘だろうと思うので。あとからニュースを見たら優勝パレードの旗手をつとめたということでそれも立派だ。
すこしうたた寝をしたあと、買ってきたバリカンでもみあげを刈る。このために色々検討していたのだが、失敗しないようにと慎重にバリカンを操作したあと洗面所に落ちた毛くずを見ると拍子抜けするほど少ない量だった。あまりに少ないので、こんなにみみっちく小さなことに2週間は頭を悩ませていたのかということに思いを致し、みっともないような気持ちになった。失敗したくないからすこしの無茶もしないでほんのすこしだけ刈った自分の慎重さもやっぱり情けない。とはいえ失敗しなかったし、9ミリで刈ったもみあげの出来には満足している。
家人にオートミールお好み焼きを作ってもらう。ソースで食べれば何でも美味い。ヘルシー分の満足感もある。一番搾りとノンアルを飲む。録画していたタモリステーションの巨大駅回を見る。変わっていく姿にいたずらに郷愁をおぼえないで新しいものを楽しみにするタモリの姿勢と意見には賛成だ。


2026/05/25 今日 5657
朝から出社する。久しぶりにたくさん寝ることに成功したが起きたときにはまだまだ寝れるだけの眠気があった。レクがてらの打ち合わせ。やるべきタスクの半分を片付けてから在宅に切り替える。大相撲夏場所が終わった寂しさを感じつつ昼寝などする。
定時退勤しスタバへ。『ラトゥールの取説』を読む。日記を書いてから駅前での飲酒へ。バスケに行くのを止めにしてよかった。バスケのせいで体力がかなり吸い取られている。やっていると楽しいし、ついもっともっととスケジュールに入れようとしてしまうのだが、ペースを守らないとバスケ以外何もできなくなってしまう。やることが仕事だけであればそれでも良いのだが、読み書きをしたいのならこのエネルギー消費はやり過ぎということになってしまう。時間と体力という資源は同時に両方ないと満足に活用できない。

日記767

水芭蕉の花が咲いている 2026/06/04 五日前 21101 新宿の三角広場まで生活の楽しみ展を見に行く。MOTHER2のグッズやサンパチマイクのコーナー、毎日更新壁漫画など目を引くものはたくさんあったが、目的としていたプレゼント探しは良いものが見つか...