20260706

日記777

人工山色

2026/07/04 一昨日 16525
朝起きてワールドカップを見る。昼からTCB+1と渋谷で集合。ハンターハンターのイラストの前に人だかりができているのを見つけつつ、東急ハンズに行く。エレベータで6階まで一気に上がったあと、ぐるぐるとフロアを降りながら店内を物色する。調理器具のフロアでこれが便利だあれが便利だという話が一番盛り上がった。スペイン坂の隣の坂を登って公会堂の横手に出る。デイリーショップでアルコールを準備して代々木公園に入る。ナイトマーケットの看板があったが昼間にもかかわらずすでに賑わっていた。7月に入ったというのに5月なみ以上の涼しさで、座って酒を飲むのはもちろん歩き回っていても苦にならないぐらいの気温だった。バスケコートの前でお喋りをしながらバスケを眺めた。+1が活躍して「歩き」というスーパープレーでとくに三人を湧かせていた。いい時間になってきたので原宿に抜ける。友人Nが行きたいといった店が原宿駅から遠く、行って帰ってとしていたら結構な時間になった。座ろうと目論んでいたベンチが見つからなかったので縁石に座り込み、みんなで何回も乾杯してはおつまみをつまみ、ご飯を食べるのを見ては満足するという、”若者の巣鴨”こと原宿の最先端を行くTCB+1になった。翌日が朝早いということもあって早めの解散にする。
家人とビッグ・リボウスキを見る。



2026/07/05 昨日 13541
9時からピックルボールの回に家人と初参加する。ルール説明や動き方のコツのレクチャーが手慣れていて運営のコーチングスキルを感じさせられた。コーチングスキルを感じさせないほど手慣れているというのが行き着く先だと考えると、これ以上上はないかもしれない。初参加という人は多そうだったのでこれからピックルボールの活動場所を見つけることの難度は結構ありそうだ。
帰りにenという環七沿いにあるカレー屋に初めて入る。さっきまでピックルボールをいっしょにやっていた家族連れとばったり遭うことになった。カレーはレビューにあったとおり丁寧な作りで、数種類のカレーの違いがはっきりとわかりやすいこともあり、今後も行きたくなる店だった。小雨がぱらつきそうになったのでコンビニアイスを買うだけ買ってまっすぐ家に帰る。
家人が見つけてきた天幕のジャーガルなんとかというアニメを見る。中世イスラム世界が舞台で面白そうだ。野心的な作品なのは間違いないと思う。時代物ということで今の感覚とは違うところが明確に表現されていて、それだけとってもかなり好ましい。戦国時代を舞台にしたドラマで主人公が「民のため」とか言っているのを聞くと全力で噴飯してしまうが、そういうことをしていないだけで相対的にかなり評価が上がる。学ぶことの意味を問われたムハンマドの回答がよかった。「予測をもとに正しい行動を選択できるようになるため。知らないということは間違った行動につながってしまいやすい」という大意だったと思う。山田尚子は『平家物語』を作って、その方面での達成を得たと思っていたが、あれはあれで確かな達成だったのと同時に、この作品を手掛けるための準備だったとさえ言えて、アニメ監督として無二の存在になりつつある。しかし『ミルキーサブウェイ』も良かった。家人には2連続で良いアニメを提案されていることになる。考えてみれば家人から教えてもらうことは多い。髪の毛のくくり方も家人に教えてもらった。
強い睡魔にやられたので昼寝をしてからご飯を食べに出かける。ブッチャーズバルで牛ハツと牛豚鶏の盛り合わせを注文した。400g超の肉を分けて食べて満足した。行きも帰りも涼しいなか酒を飲んだ。翌朝早起きしたかったので早めの就寝を試みる。昼寝のせいで失敗した。


2026/07/06 今日 5503
水没都市大阪を高速バスで移動するハメになる夢を見た。ハイウェイを走っているはずなのに窓の外は完全に海の底で、しかもどんどん深くなっていくという恐怖体験をした。他の乗客(修学旅行生(クラスメイト))が冷静だったので自分も平静を装っていたが本当はバス運転手にかけあって来た道を引き返してほしかった。なんとか反対側の道に抜けられたが帰りも同じコースを辿ると思って憂鬱感は途切れず継続していた。起きてNHKプラスを見るとノルウェイが1点リードで後半終了が近づいていた。そのままハーランドがとんでもない2点目を上げ、ネイマールのPKで追いすがるブラジルを打ち破った。ハンターハンターの連載を読む。情報発表の回だった。午前在宅。そばを食べてから高輪ゲートウェイに出社する。社内打ち合わせに参加してアクションアイテムを明確化した。あとはいろいろの問い合わせに対応したり事務をこなしたりして定時退勤。山手線が遅延の影響で混んでいたので大崎で埼京線に乗り換える。川越行きはダメだが新宿行きは空いているという知見がある。電車内では『卍』の朗読を聞いていた。
下北に戻ってスタバに入る。『罪と罰』を読む。日記を書く。家人がトイ・ストーリー4を見ようというので読書もそこそこに帰宅。

20260703

日記776

要衝


2026/07/02 昨日 17159
午前在宅。午後早くから出社。ミーティングAにオンライン、ミーティングBにオンサイトで参加。その後は同僚と話し合いながら課題をつぶしていった。定時退勤。週末はピックルボールに初参加することが決まったので、それならばと急遽バスケに参加することにした。帰宅して荷物を持ち替え、すぐに中井まで移動。15分ほど遅れての参加になった。このサークルはテンション高くプレーできる良い環境で、開催頻度も多く重宝している。スピーカー持ち寄りで音楽を流してくれている。この日もHANAのTigerがかかって気持ちがブーストした。Tigerは毎日のトレーニング(腕立て12回12秒‐11回11秒‐10回10秒‐)でも使っていて、脳が苦を覚えにくい状態にできるという明らかな効果がある。
最寄りで酒を飲み、帰宅してそばを食べ、シャワーを浴びて洗濯機を回し、寝る。


2026/07/03 今日
一日在宅。ポルトガル対クロアチアを見る。負けているときの迫力の出し方がクロアチアチームの強者感を感じさせた。結果は日本チームと同じ1−2だけどここにはまだ大きな開きがあると思った。冷静でなおかつリスクを恐れていない感じ。リードされていることでむしろバフがかかっているように見えた。ハンターハンターのジャンプ+無料公開分を読む。天空闘技場まで。昼寝をしてから仕事を片付けようとしたところ、結構手間取ってしまい、進捗確認を受けることになった。一応目鼻がつくところまでやろうと思ったら1時間ほど残業になる。友人Nに下北に来てもらって飲みに行く。いつも下北なので気が引けると思って別候補を出してもらったのだが「新宿中野高円寺」というパッとしない回答しか返ってこなかったので仕方ないといえば仕方ない。

20260701

日記775

遠い場所


2026/06/30 昨日 13817
1時に起きるために早めに寝ようとするも興奮して寝付けず。結局起きたままで2時のキックオフを迎える。前半は1-0でリードして折り返し、コンビニへ追加の飲み物を買いに行く。足取りはうきうきと軽く、何気なく見上げる空もいつもより身近に感じられた。後半は同点に追いつかれ、終了間際に逆転を許し、ベスト32で敗退になった。勝つためにポゼッションで負けるサッカーをしていたのだが、負けてしまうと負けという過程と結果が残り、勝ち目というものが最初から存在しなかったように思える。気持ちがさっぱり冷めてしまい、朝日を避けるようにして眠る。
12時すぎに起床。そのまま在宅勤務に入る。必要な調整と問い合わせへの回答を済ませて定時に退勤。喜多見までバスケに出かける。予約を入れていたから参加したまでで全然気乗りのしないバスケ回だった。やる気がないなら無理にバスケをしたりしないで帰ったらいいのに惰性で体育館まで向かい、惰性でシュートを打つ。前回みっともないプレイがあったのとワールドカップの敗戦で気分が落ちていたのだと思う。やっているうちに周囲に引っ張られて元気になるだろうという目論見があったのだが半分当たったものの半分は外れるようなかたちで、気力全快とはならなかった。体力消費はそこまでなかったのが消化不良という回になった。バスケで自分が表現したいプレーがうまくできないことをストレスに感じている。有り体に言って、自分が上手いつもりでいるのに比べて上手さがついてきていないのが一番の問題だ。大したことのないデカいプレーヤーだとすればまあ気の利いたプレーもあるぐらいのもので、上手な・選手として強いプレーヤーと肩を並べようとすると足りないところだらけだ。自分のプレーに対するハードルを下げる必要がある。評価についてはもっと客観的にしないと頭を打つ。楽しむ・悔しがるというのは主観でよいが、評価したり判断するのは客観的になるべきだということ。
最寄りのセブンで酒を飲んで帰る。タコライスを食べてシャワーを浴び洗濯機を回して、洗濯物を干してから寝る。


2026/07/01 今日 5082
仕事に関係する夢を見た。覚醒時の考え方からすれば「つまらない夢を見た」と思って落ち込むべき場面なのだが。感情としてはきちんと波風たって良い夢だった。そこでは反抗的態度を崩さず戦っていたので気分が良かった。反面、こちらでは戦っていないということがあるので、ちゃんと見ればやや複雑な現象だ。午前在宅。ジャンプ+でハンターハンターの無料分を読む。
昼イチで打ち合わせが設定されていたのでいつもより早めに出社する。行きの電車内では前日のバスケのリプレイを見る。気力に欠けるプレーになっているはずなのだが、元気いっぱいのプレーと見分けがつかないと思った。今は記憶が新しいからそれをもとに見分けられるが、十分な距離をとったうえで見返せば違いはわからないだろう。時間経過によってもそうだが、自分以外が見てもそうだ。
打ち合わせを3つこなしたあとで同僚とお喋りしながら認識合わせをする。タスクをぐんぐん前に進めてくれるのでそのぶん自分はラクができるという意味でも相性の良い相手だ。
帰りの電車内では疲れのようなものがあって本を読む気にならなかったので『卍』の朗読を聞く。こんな本を読んで面白いと思う人がいるのかと疑問に思う。痴情のもつれといえば聞こえはいいが、語りの女の単調なひとり相撲だ。感情的なうえ物言いもふくめ直線的でまったく魅力的なところがない。彼女の目を通して見る彼女の夫や愛人の女も光って見えるところがきわめて少ない。書き手は一種のセンセーションで読者の注意を引きつけているだけで目を見張るような文章技法なども見られない。今のところは。
スタバに行って日記を書く。バッハの音楽は規則正しく、BGMにするのにちょうどいい。

20260629

日記774

No

2026/06/27 一昨日 8030
カラーシャンプー、ヘアフォームなどのヘアケアアイテムをネットで購入。昼すぎから理容室に行って白髪ぼかしをしてもらう。人生のなかで髪の毛が最長になっている。風呂のあとのドライヤーや朝の支度などの煩わしさともうすぐやってくる暑さで一度限界を迎えそうなのだが、この面倒くささを味わってしまうとこの先もう伸ばすことはないと思うので、今回で行けるところまでは行きたい。ヘアゴムを使ってちょんまげを作れるところまではきたのでシチュエーション次第ではすこしラクになった。出勤時にどうやっていこうか考え中。
夕方頃から友人Aに誘ってもらった読書会に参加する。課題本は『風に吹きはらわれてしまわないうように』だった。ブローティガンを読むのは始めてだったしこういう機会がないかぎり自分で読むこともたぶんなかったと思うのでまずはそれがよかった。あとは他人がどうやって小説を読むのかというのを知ることを通して、自分がどうやって小説を読むのかというところにあらためて光があたって勉強になった。参加者のことを知ろうと思ってやや拙速な質問をかけたり、自分の考えを性急に開示しようとしすぎたきらいがあってその距離感というか速度感については反省がある。ただ参加したいと言って参加しているのにもかかわらずただじっとして終えるというまず最初に浮かぶ危惧からはその分だけ離れられた。人と話すときに何層かに分けて順に引き出しを開けていくというやり方が自分は苦手なのだと思った。恬淡としているというと聞こえは良いが、さっぱりした単純な意見や加工しないそのままの願望をわりあいはっきりと口に出すので、相手が受けづらい意見を口走ってそのまま終話というかたちになっている。ボールの離し方が手前勝手で外形的にもパスになっていない。以前はその空気を自分で察知して先回りし、自分自身で修正したりパッチを当てたりして無理やり完結させていたのだが、中年になって鉄面皮をかぶれるようになってピリオドを打つ処置もしないで、堂々と投げっぱなしの終話スタイルをとってしまっている。相手の意見を受け取って何かを言うというのもあまりできなかった。言うべきことがあってそれを聞きやすいかたちにまとめていたら相手が受けてくれなかったとしてもそれはそれでいいと思えるのかもしれない。それができていなかったので据わりがわるいというか安心していられないのはある。ただその方向へ進んだとしたら読書会である必要はあまりないかもしれない。読んだ本を通じてコミュニケーションをはかるというところに眼目があるのだろうから、次回はそれを意識して勉強させてもらいたい。次回の課題本は谷崎潤一郎になった。とくに読んだわけでもないのになぜかイメージだけで嫌いな作家のひとりだから、これを好い機会として読んでみたい。『卍』
家人がボーナストラックのイベントで買ってきたマッコリをちょっと飲ませてもらう。キムチも食べさせてもらう。とくに好みの味でなかったためそう伝えるとへそを曲げられた。味がわからない人呼ばわりされたのでそれはちがうと反論し、わかったうえで好みに合わないと説明。質が良いとされているものが必ずしも口に合うとはかぎらないし、素材(白菜)の味が立っているじゃないかと言われるのだが、キムチは素材の味を味わう食べ物と自分が認識していないのもあってあまり話が噛み合わなかった。こういうふうに各々で持っているちがう意見を話し合える場にしたい。読書会に参加する以上、余計なゲスト意識は抜いて自分が場を作るというぐらいの気持ちで積極参加していきたい。


2026/06/28 昨日 18015
『卍』をすこし読んだが関西弁のうるさい女のこまっしゃくれた言い回しにうんざりさせられた。表記の仕方も関西弁表現のために読者に負荷を強いるような書き方で、著者の傲慢な大きい顔が瞼の裏にちらつくようでどうにも鬱陶しい。これは読了が難しいだろうと判断して音読ですすめることにした。youtubeの朗読があって便利だ。聞くのは読むよりはだいぶましでこれならいけると思ったのだが、やっぱり合わないからなのか女の言い回しに嫌悪感をおぼえて聞いているのも大変だ。こういう反応に我が意を得た顔をされるような気がしてそれも気に食わない。
昼飯にパスタを茹でて食べる。『小説家を見つけたら』を見る。2000年の映画だが今の映画ほどなめらかに繋がっていないし感動させたいシーンの感動させたい持っていき方がいかにも感動を誘うやり方でウッとなる。とくにスピーチで悪者教授の鼻を明かす場面は安っぽくて見ていられない。ただ最後の終わり方、窓を開けて外の景色を映し出す描き方が美しくてかなりの部分が精算され、結果として良い映画を見たと思えた。ニューヨークの街や地下鉄などが出てくるのも自分的にはポイントが高い。
高円寺までバスケに出かける。すこし早めの到着になったので商店街をぶらぶらして古着屋のウインドーショッピングをするなどした。蟹の本屋を見つけたので中に入ってみた。戦争反対展をやっていた。No Warなんていうのははっきりいって当たり前のことだと思うが、当たり前だと思うということにかまけず言うべきことでもある。何度も言わないでもいいが、一度でもいいからここというときにはっきり明言して旗幟を鮮明にしておくのがよい。戦争は間違っている。
バスケでは上手で体力があってチームのために走るのを厭わないプレーヤーに付きっきりになって自分のやりたいプレーが全然できなかった。この日は比較的身体が動いたのに内容が伴わなかったことから、競技レベルの選手や競技色のつよいゲームでは自分のプレーは通用しないんだということに直面させられる結果になった。この悔しさをどうやって晴らそうかと思うのだが、体力を増強して打ち勝つ以外にない。しかし、それは自分のやりたいことなのか要検討だ。もしこの階段を上っていけたとしても、階段を上っていった先にはべつの強い相手がいてまた悔しい思いをするのは目に見えている。それでは全体として楽しくならない。だから自分より上を行く選手に対して、自分なりのやり方で一矢報いる手段を講じるべきだ。負けてもいいからボロ負けしないようにするとか、正面からぶつかって勝てないのであれば搦手を使うとか、自分は負けてもチームは勝つというところにゴールを設定するとか、そういうやり方の工夫が必要だ。しかしこの日は悔しくて正気を保つのがむずかしかった。頭に血が上ってコンビニで買った氷結を飲まずに寝た。負けるのは悔しい。


2026/06/29 今日 
朝からグロテスクな描写のある夢を見る。城主が城を明け渡す際に、家臣一同の家族もろともに”見事な最期”を強いる場面、群舞のようにリズミカルな動きで自分たちの家族を手にかけたあと自害するという今敏パプリカ風悪夢表現の悪夢だった。その前には高校時代に仲違いをしたクラスメイトたちとユーモアを通じて和解できるというシーンがあったのでシンプルに嬉しく、落差がきつかった。自分の夢に対して完全に油断していたところを刺された。
一日在宅。ハンターハンターの連載再開分を読み、これまでの連載分を読み返す。ワールドカップを見ていて気持ちが勝負づいているからか、つい関係ない自分のバスケプレーでも勝負に熱くなってしまっているようだ。
この日はスタバに行く前に日記を書いてしまう。定時すこし過ぎに退勤。スタバに行く予定。
ワールドカップの日本対ブラジル戦が今夜ある。楽しみだが負けてしまわないかという心配もかなりある。自分ごとのように緊張してそわそわする。しかしこのそわそわする感じは楽しみが目の前にある緊張だというように教化され済みなので、言葉にして表わすとやはり「楽しみ」ということになる。負けたら終わり、勝ったら先を見られるという緊張感はトーナメントならではワールドカップならではのものだと思う。やっぱり緊張する。

20260626

日記773

君は映画ではない

2026/06/25 昨日 20303
一日在宅勤務。朝から地震のニュース。安否確認が走る震度6強以上の地震だった。台風のニュースと地震のニュースでNHKでのワールドカップ中継の放送が遅れた。それでチェコ対メキシコの試合は後半からになった。昼一番からリモートで打ち合わせ。それが終わったらこの日のタスクは一段落したので昼休みの時間を使って『君は映画』を見に行く。期待を100としたとき15ぐらいの満足度だった。自分が住んでいる街で、よく目にしたりしょっちゅうそのへんをうろついている場所が映っているのにもかかわらず大して感心しないということは下北沢をちょろちょろしていない人にとっては全然面白くないのではないかといらぬ心配をしそうになった。
帰宅してすこし昼寝。それから定時退勤しバスケに出かける。間違えてチャリで行く判断をしたせいで方南町の中学校に着く頃には全身びしょ濡れになった。
肝心のバスケではそれなりのパフォーマンスを見せることができた。操作ミスでスローモーションで試合を録画し、容量が足りなくなった。長い分はデータ容量の都合で消去するしかなかったが短い分は丸々一試合分スローモーションで録画した。動き出しのタイミングなどが普段の等倍速度よりもわかりやすくてちゃんと見たら勉強になると思う。イルカとクジラの鳴き声対決みたいな音になっていて面白かった。スキール音と人声がそれぞれイルカとクジラ。帰りはびしょ濡れになりたくないのでおとなしく電車で帰ることにした。下北で家人と合流しだいこんまんに行こうとしたが閉店、南蛮亭は満席、ドドドも閉店、くらは満席、仕方なくしずるに行く。量はあるがあまり美味しいとはいえない。ビールもいまいち。鶏ステーキを食べた。
帰ってシャワーを浴びてできるだけすぐ寝ようとしたが失敗し0時すぎ就寝になってしまった。



2026/06/26 今日 4180
午前休。ワールドカップ日本対スウェーデンを見る。試合展開の作り方や先制点の場面は上手いと思ったが、相手にも上手いところがあり1−1の引き分けになった。日本代表はこれまでで最強なのだと思うし、随所に工夫と上手いポイントがあるが、ワールドカップに出場するチームは同様に上手いところがあるという当然のことをあらためて知らされるような結果だった。決勝トーナメント初戦でブラジルと当たることが決まった。単純に楽しみと思えないのは、やはりもっと長い期間ワールドカップで日本を応援して楽しみたいと思っているからだ。戦術的な対策だけではどうにもならない相手だからこそ本当の実力が試されることになる。勝ったらそれはもう嬉しい。応援するだけだ。
午後から出勤する。定例打ち合わせに参加したあと同僚とミーティングしてタスク消化。定時退勤して下北に戻りスタバに入る。『罪と罰』を読んで日記を書く。ラスコーリニコフが斧を使って斧を戻した。さすがの緊迫感だと思う。結果を知っていてもドキドキして読んでいるということを忘れさせる。


20260624

日記772

なんでもないような外

2026/06/23 昨日 18531
午前在宅。しっかりめに寝るという目標を立て実行に移したたおかげで体調はわるくない。昼すぎにダイチャリを使って渋谷まで出かける。回答を持っていない自分に向けて質問が飛んでくるシチュエーションと湿気とで汗がだらだら流れてクタクタになったが、首を傾げたりなどしているうちに苦しい時間が過ぎていった。定時前に渋谷を引き上げダイチャリを使って帰宅する。喜多見までバスケに出かける。行きの道で『吾輩は猫である』の朗読を聞く。バスケは中一日の休息しかとれなかったにしては足も問題なく動き、それなりに走り回りながらも心肺機能の限界を感じることも少なかった。バスケというコミュニケーションにおいて、語彙が特殊だったり、立て板に水のごとく流暢に喋るプレーをする選手はやっぱり目を瞠るべきところがある。一瞬の閃きとそれへの感応というコンビネーションが出たときには他には替えがたい喜びがあるということを思い、スラムダンクのあの流川ー桜木のシーンは見開きのハイタッチも桜木の左手もそれ自体本質ではなく、パスが来ることを確信してそこにいる桜木とそれを視界のなかに捉えた瑠川に本質がある。あれこそがバスケプレーの精髄だ。
帰宅後シャワーを浴び、そばを茹で食べて、できるだけ早く寝る。


2026/06/24 今日 4460
午前在宅。ここ1週間ほど正体不明の不安感が身体中にべっとりくっついているような感覚で日を過ごしていたのだが、なんとなくそれが取れてなくなった。労働におけるタスクの蓄積は相変わらずあるのだが、そんなのはどうでもいいことなのだという正解に自分の頭のなかをしっかり結びつけることができた。1時間ほどの寝不足の蓄積が解消されてきたからだろうと思う。午後から出社して打ち合わせを3件消化する。サボっていることを面と向かってやわらかく指摘されるひとつめの打ち合わせに一番重量感を感じたが、否定できないですよねという苦笑いをしていたらそれで済んだ。あとのふたつは軽いのと重いの。定期イベントなので対処法ははっきりしている。
下北に戻ってスタバで日記を書く。電車内ではバスケのリプレイを見ていた。
不安のなか頭が働くといずれENDの問題にたどり着く。そこにたどり着かない人は、その人の現実のなかにその人の頭を悩ませる問題があるということなのだと思う。それは幸か不幸かわからない。普通に考えればわかると思うのだがはっきりわかるというほどにはわからない。わかると思うのは、ENDの問題に直面するのはとにかくつらいからそこに至ることがないというのは気楽で幸運な状況だといえると思うからであり、あるいはそういう本質的というほかない問題を後景にしりぞけるほど現実の問題に切迫感を感じているというのがその誤認も含め二重に不幸だといえると思うからだ。
ENDの問題という強い光を当ててそのほかの問題を飛ばしたいわけではない。ただ、上の考えにはそうなる構造が含まれている。直視するのがむずかしいことを直視することで何かを掴もうとするというのは、他の問題を軽く見るためにそうするのではなく、あらゆる問題に強い光が何らかのかたちで干渉しているということを見逃さないようにする、そのためにするべきだことだ。
バッハのマスターワークスを聞きながら以前の記事に修正を加えたり追加で日記を書く。

20260622

日記771

人は見たいものを見る

2026/06/19 一昨昨日 19796
午前在宅。いただき物のじゃがいものチーズケーキを食べる。食べたことないチーズケーキの味で物珍しさがあるのだが、チーズケーキと分類していない引き出しのなかにはある味なので既知ということになり、それで懐かしい味という要素もあるという不思議な感覚になった。「美味しい」の枠内でこういう冒険ができるのは贅沢なことだと思った。
昼から出社。定時退勤して方南町までバスケに出かける。山手線は例によって混雑しているので大崎で相鉄線に乗り換えて新宿まで行く。その作戦は奏功して座席に座って悠々と移動できたが、後部車両に乗ったせいもあり新宿で丸ノ内線まで大移動する羽目になり、今後は改善の余地があると思った。単に先頭車両付近に乗ればいいだけだが。
バスケは這々の体だった。とにかく心肺機能が追いつかず、ちょっと走っただけでぜえぜえはあはあとなってしまい、悔しいを通り越して悲しくなった。いろいろ考え合わせたところ、慢性的な寝不足状態が原因だということになった。走れないから走らなかったことで足の疲労も最低限しか溜まらず、中一日でのバスケに参加できるということになった。自分のプレーを動画で見たとき、ろくに走っていないのにひとり膝に手をついて疲れていて、不審の気を起こさせる。自分じゃなきゃどういうことだと惑わされるところだ。バスで新代田まで帰る。バスケ参加者の人とバス車内でいっしょになる。人好きのする爽やか関西人で、プレーも話し方もハキハキしていて嫌味なところが少しもなく、すかさずに全力プレーできっちり走る、バスケットマンにはめずらしいタイプだ。関西人としてもめずらしいタイプだと思う。もし疲れ切っていなかったらもうすこし喋ってみたかったぐらいだ。疲れていてそういうわけにもいかないのでPEELを飲みながら帰る。家人がミルキーサブウェイというアニメ作品を見たいというので不承不承見ることにする。サムネイルからして癪に障るようなところがあり、手を出すまいと思ったのだが、一話が数分と短いこともあって次々と見ているうちにあれよあれよと引き込まれ、一気に全部見てしまった。自分の勘・感覚は頼りにならないものだ、お手上げだということになった。とにかく上手い演出で見事だった。しかしそれこそが忌避感を持った理由ということかもしれず、”一歩目の才能”アレルギーのようなものだったかもしれない。そこを突き抜けられると気にならなくなるのだが、今回もそれで気にならなくなったわけだが、いまだに突き付けられる段階では舌の裏側に苦味が走る。


2026/06/20 一昨日 9967
雨の日だった。昼前から家人と新宿まで映画を見に行く。たのしみにしていた『急に具合が悪くなる』を見た。究極的にはこういう映画を見るために映画を見ているということが言えると思う。たとえば小説を読むことでも生活をおくることでもなんでもいいが、自分には「本質主義的にひとつの目的に集約させるようなことをするのはちがう」と思うだけの分別はあるつもりだ。分別はあるつもりなのだが、一方で、こちらを大きく揺さぶって一時的にでもその分別を失わさせるつよい力を持つ作品なり出来事なりがある。もしそれらの作品なり出来事なりが無かったとすれば、経験なんていうものはただスタンプラリーじみて、自分の実際の経験にくらべるとはるかに退屈なものになるだろう。大切にしているのは、心の底から悲しかったり、心の底から可笑しかったり、言葉にするとそういう経験になるわけだが、一方ではつねに、「心に底はあるのか」とか、「魂を震わせると言うがそもそも魂とは何か」とかいう疑問を持つことにもなって、それぞれの要素をアクセル・ブレーキ・ハンドルというふうに使い分けているのだと思う。なんのためにそういう使い分けをしていくのかといえばよくわからない感じになるが、なんだかんだと言ってもとにかく、”先を急ぐ”ためだろう。動揺も懐疑もすべてそのための手段だと言える。しかも、何のコントロールもなしにただ積んでいけばいいというものではなく、ある場所まで来たところでそれぞれの要素を身近に引き寄せたり、反対に遠ざけたりと、べつべつの操作が必要になるというところが、ただ蓄積すれば用を足す経験値のような考え方とは異なるところだ。(ところで、先を急ぐのはどうしてかという疑問については、時間が限られているからだという回答を用意できる。どうして時間が限られているのかという疑問についてはお手上げで、それがなぜなのかまったくわからない。)
ある問題に対して、持ち重りがするから手に取りたくないという考えのほうに自分としてはより多く共感できる。事態を軽く見ていないからこそ、安易に手を出すまいとするのだろうからだ。さらに言うと、自分自身に対して立派な題目を唱えようという気が一切ない人は、じっとして過ごし、積極的に心の平穏を手に入れようとするのもひとつのやり方だと思う。問題を小さく捉えようとしたり、簡単なもの扱いするよりははるかに理に適っているし、礼を失することになるおそれも少ない。それでも結局、できることをやるしかなく、じっとしていることができない人は、自分にできることをやろうとしてジタバタすることになる。そして実際に何かをやろうというときには、問題を小分けにしたり、コントロール可能な部分を多く見積もったりすることは、それはそれで行動するために必要なやり方だったりする。
人が人に親密な気持ちを抱くというのは不思議なことだ。それが自分のためになるというたぐいの理由付けをするにしてはあきらかに”度が過ぎる”というケースも多い。おそらく例外というにははるかに多すぎるだろうし、どれだけ行き過ぎることのない「それなりの愛着」を心がけようとしても、気を抜くとすぐに線を越えてしまう。
持ち時間が限られているからできるだけのことをやりたい、というのは時間制限に対して納得できない気持ちから自分としては正面切って採用する気になれない言い分だが、それでもこの条件下ではそうする以外にないやり方だと思う。ようするに一生懸命やろうということだ。自分にとって乾坤一擲と思える局面を持たないままでは終われないということだ。
映画を見終わったので下北に戻り、TCBのふたりと合流する。雨宿りしながら酒を飲み、雨脚が弱まったタイミングで家に行こうと思ったのだが、弱まる気配が見えないので仕方なく傘をさして歩く。自分としては一生懸命話そうとしたのだが、あまりうまくいかなかった。いつものことだ。外れた論理の道筋をもとに戻すだけで手一杯になる。町田近辺の美容か何かについての噂話が新機軸という感じで面白く、耳目を集めた。


2026/06/21 昨日 16741
曇りの日だった。10時半ごろに起きる。寝不足が解消されるぐらいしっかり眠った。13時からワールドカップ、日本対チュニジアの試合を見る。すぐに先制して危なげなく4-0で勝利した。あやせの合掌ポーズをいっしょにやってゴールを喜んだ。
すこし昼寝をする。高円寺までバスケに出かける。3Pシュートの感覚を掴めた気がする。というようなことを何度か書いているが、その都度忘れているのか、感覚を失っているのか、また同じコースを繰り返しそうだ。今回掴んだことは下半身と上半身の連動、あせらずに自分のなかでゆっくりと思えるテンポで打つ、ゼロポジション、前に押し出す意識を強める、の三本だ。
レンタル自転車で帰ろうと思ったが近場のチャリがすべて借りられていたので電車で帰る。小田急のなかで参加者の人といっしょになって話しながら帰る。前回の会話からサッカーをやっていたという情報を得ていたのでワールドカップの話をしようと水を向けるが、見るのはしない、やる専門ということで見ていないという回答だった。バスケも全然見ないらしく、完全に運動不足の解消目的でバスケをしているということのようだ。どれだけ運動神経が良くても、上手なプレーを見てお手本にしないと上達には限度があるということを思った。
最寄りで酒を買い、飲みながら帰宅。家人がささみと大葉とチーズとトマトのクワトレーゼ包み焼きとコーンの炊き込みご飯を作ってくれたので美味しくいただく。


2026/06/22 今日 5363
朝から霞が関まで行って定例会議に現地参加する。アジェンダのひとつを任されていたのでやや緊張したが、準備が万全だったので難なく済む。
帰宅して昼から在宅。寝不足気味だったので昼寝で補う。降ってきたタスクを都合4個消化して定時退勤。スタバに出かける。バッハのピアノ曲を聞きながら日記を書く。20時すぎまで。酒を飲んでから帰るつもり。最近日の明るさで早くに目が覚めるので十分な睡眠時間確保のため早めに寝るつもり。

日記777

人工山色 2026/07/04 一昨日 16525 朝起きてワールドカップを見る。昼からTCB+1と渋谷で集合。ハンターハンターのイラストの前に人だかりができているのを見つけつつ、東急ハンズに行く。エレベータで6階まで一気に上がったあと、ぐるぐるとフロアを...